ヒコロヒーの学歴、大学は大阪府東大阪市に本部を置く私立大学「近畿大学」です。

近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術部に進学しましたが、卒業せず中退しているため、最終学歴は高卒となります。

ヒコロヒーは「M-1グランプリ」を見た影響でお笑い好きの学生時代を過ごすも、自身が芸人になる気はなかったといいます。

高校3年生の時にアルバイトしていたガソリンスタンドで社員登用が決まったため高校卒業後はそのまま就職するつもりでいましたが、親から大学進学を要望されたため大学受験に挑み、近畿大学文芸学部芸術学科に進学しました。

大学ではアルバイトに精を出すかたわら、「勧誘してくれた先輩が男前だった」という理由で文化会落語講談研究会に所属。

落語研究会では年に2回ほど寄席の形式で発表会を開催し、自分が覚えた落語を披露していたようですが、「みんな適当でした。活動自体は週に1～2回あるか無いかで、あとはずっと部室で麻雀したり、映画を観たり、漫画を読んだり、喋ったり」とゆるいサークルだったことを明かしています。

大学2年生の時、落語研究会の先輩に頼まれて出演した大学祭のお笑いイベントで落語風の一人コントを披露したヒコロヒー。

これを見ていた松竹芸能のマネージャーの目に留まり、スカウトされる形で松竹芸能大阪養成所に授業料免除の特待生として入ることになりました。

当初は芸人になるつもりはなかったヒコロヒーですが、就職活動のタイミングと重なり、自身が映画かラジオの現場スタッフの仕事をしたいと思っていたことから、人脈作りのために養成所に入所したといいます。

しかし芸人としての才能があったヒコロヒーは、養成所卒業後に松竹芸能所属となり、芸人としての活動を開始。

芸人と大学生の二足の草鞋を履く中、芸人活動と学生生活が両立出来なくなったことを理由に2013年春に大学を中退しました。

ヒコロヒーについて「早稲田」との関連が囁かれ、早稲田大学出身という噂が浮上していますが、前述した通りヒコロヒーは近畿大学中退で早稲田大学出身ではありません。

ヒコロヒーと早稲田の関連は、2020年に「M-1グランプリ」の予選で元・ピーマンズスタンダードのみなみかわと漫才を行った際、ジェンダー問題をテーマに鋭い斬り込みを入れたネタが反響を呼びました。

その内容がエッセイストの能町みね子らに称賛され、早稲田文学増刊号「早稲田文学」に「〝笑い〟はどこからくるのか」というテーマで取り上げられたことが早稲田関連の噂の発端です。

早稲田大学との関連はないものの、早稲田文学に掲載されるほど反響を呼んだヒコロヒーのネタに、お笑いファン以外からも注目されることとなりました。

ヒコロヒーの学歴をお届けしました。
私生活や生い立ちがベールに包まれたヒコロヒーですが、芸人としての才能で成り上がっていく姿を応援していきたいですね。