徳井さんはお笑いコンビ「平成ノブシコブシ」のツッコミを担当しています。

すぐに売れたコンビではなく「破天荒キャラ」の吉村さんが少しづつ世間に認識されると
コンビとしても知名度をあげていきました。

吉村さんの方が注目されているように思われますが、2010年の「ホームステイin部族」ロケ企画で虫を平然と食べている徳井さんのキャラがウケてブレイクを果たしました。

また、当時の妻からの教習所の費用をギャンブルに注ぎ込んだり2000万円から3000万円の借金があるなど意外なキャラクターから注目され現在も勢力的に活動しています。

出身小学校を調べましたが情報がなく分かりませんでした。

徳井さんの幼少期はなかなか衝撃的なエピソードが多数あります。
まず、父親は工場で働いていましたがギャンブルで借金を作り自己破産し、貧しい家庭で徳井さんは暮らしていたようです。
母親の作る料理が不思議だそうで、冷蔵庫に入っていた冷たいウインナーをそのまま温かいご飯に突き刺して食卓で出すお母さんでした。
その理由はウインナーを茹でたり行程がめんどくさい為、お米の温かさでウインナーを温めようとしていたそうです。

徳井さん自身も少し変わっており、小学1年生までこの世界は全部「夢」と思っていたそうです。
なので物を壊したり友達とケンカをしても「どうせ夢だから」と謝らない子でした。
そして、「なんか夢、覚めねーな」と思い始めていたようです。

そんなある日、1人で傘をグルグルと振り回しながら空を見上げて歩いていたときに「え、これ夢じゃないのかも!?」と気付き今までしていたことの恨みを理解した時に怖くなり、「もう死ぬしかない」と小学1年生の時に思いました。

しかし、「「夢だ」と思っていても、すべてやりたいと思ったことをやり尽くしたわけではなかったな」と思いそれはもったいないと気付き「やれるだけのことはやってみよう。死ぬまで生きよう」と決めたそうです。

1年生の時に「この生活を続けなきゃいけないんだ」と自覚した時が人生で最も絶望した日だそうです。

出身中学校は、別海町立中央中学校です。
入学したのは君津市立周西中学校で、別海町立中央中学校には2年生の時に引っ越しました。
その引っ越した理由は下記のことがあったからでした。

1年生頃に父親が仕事で単身赴任になりました。そのことがきっかけなのかは分かりませんが、今まで飲まなかった母親がお酒を飲むようになりました。

部屋にこもるようにもなり1日4リットルもの焼酎を飲んでいたようです。
徳井さんが学校から帰るとテーブルの上に「買い物リスト」と書いているメモとお金が置いてあったそうです。
なので、小学生だった徳井さんは買い物や料理、小さい妹のお世話までしていたそうです。

そんな中、母親の容態わるくなるばかりで、部屋から出てきたと思ったら「近所の人が監視している」「悪口を言っている」と言い始めたそうです。
徳井さんもどうしていいか分からず「そうだね、聞こえるね」とその場を取り繕うことしかできなかったと明かしています。

その他にも家中のコンセントにケチャップを詰め込むなどの奇行を繰り返し手が付けられない状態になりました。
そして、母親の療養のため、父と母の故郷である北海道に移住することになりました。

徳井さんにとってこの時期は自身の偏差値が志望校を狙える射程圏内に入った時だったようです。

中学校を卒業した後は、北海道別海高校　普通科に進学しています。
偏差値は、38～44です。

中学生の頃から家庭崩壊し徳井さんはヤングケアラーと壮絶な人生を送っていました。
そんな時に夢中になったのは「ダウンタウンのごっつええ感じ」でした。

「ウンタウンのごっつええ感じ」を親は「面白くない」と言っていたそうですが、徳井さんは「そういうところも自分にとっては魅力的な部分でした。僕らの時代……新しい価値観なんだと思った」と明かしています。

ダウンタウンが好きになったことで「面白い」ということが一番の正義になったそうです。
なので自殺も犯罪行為も「笑えない」からやらなかったそうです。

クラスでは目立つタイプでもなく夢は料理人でしたが、同級生から「芸人になったら？」というひと言がきっかけで芸人を志すようになりました。
また、地元を出て広い世界が見たいという理由もあったんだとか。