そんなピーマンズスタンダードの解散理由は、吉田寛が家の小さい窓を使ってタバコ屋をやるという夢から芸人を辞めるためと発表されています。

しかしピーマンズスタンダードはコンビ結成時から会う度に喧嘩するほど不仲だったことから不仲による解散ではないかとも囁かれており、システマネタもキックボクシングを習っていた南川に対し吉田がブラジリアン柔術を習い始めると、このままでは負けると思った南川がシステマを習ったことから生まれているのです。

しかしコンビ解散から3年後の2022年7月、お笑いコンビ『飛石連休』の藤井ペイジのYouTubeに出演した吉田寛さんは、解散理由はピンでもう1度勝負したいと南川聡史が言い出したこと、さらに結成3日目で喧嘩して以降、コンビ仲は良くはなかったことを明かしています。

南川聡史さんは解散後はピン芸人『みなみかわ』として活動し、2019年のM-1グランプリでピン芸人ヒコロヒーと即席コンビ『ヒコロヒーとみなみかわ』を組んで出場すると、芸人社会のジェンダーに切り込む漫才で大きな反響となり注目を集めたのです。

相方から解散したいと言われた吉田寛さんは、当時39歳と40歳手前だったこともあり芸人からの引退を決意すると、芸人15年というキャリアから色々な人から仕事のオファーがあり、2019年3月にテレビ番組制作会社である株式会社daInaRIに入社し、ADとしてのキャリアをスタートさせたのです。

こうしてお褒めの言葉を貰った吉田寛さんは、その言葉通り2021年にはADからAPに昇進しています。