ザブングルのことを「面白くない」と言っている人たちの声を見ていると大半が「加藤」のことばかりで、松尾に至ってはほとんど見受けられませんでした。加藤についてはそのキレ芸に対して「面白くない」という評判が多く、彼のキャラクターがはまらない人は意外にも多いようです。

ザブングルは2021年3月31日に解散しています。彼らは同年2月1日に所属事務所の「ワタナベエンターテインメント」から松尾の芸能界引退とコンビの解散が発表され、加藤はそのままワタナベエンターテインメントのタレントとして残ることが決まりました。

ザブングルの解散理由についてはワタナベエンターテインメントから「松尾が新しいことにチャレンジするため」と明かされていて、彼の想いを尊重する形で解散が決まったのだそうです。

ザブングルは解散時に「松尾が新しいことにチャレンジする」という理由が語られていましたが、その真相は過去にコンビで謹慎となった「闇営業」の事件があったのだとか。2人はこの事件で事務所から謹慎処分を言い渡され、一時は介護施設でボランティア活動に励んでいました。解散はこの謹慎期間中に松尾から切り出したもので、この事件をきっかけに解散の話し合いをするようになったのだそうです。

ザブングル松尾は芸能界を引退後は「株式会社OMATSURI」という会社を設立し、「国内外における人材や案件の仲介」や「お笑い芸人のセカンドキャリア創出」といった事業を展開しています。

彼は芸人として活動していた頃に幅広い人脈を築いていて、現在は様々な企業から声をかけてもらうなど、かなり忙しい日々を送っているのだそうです。

ザブングルが解散したあと、加藤はピン芸人として活動していて、名前は「ザブングル加藤」に改めています。また、彼の活動自体は解散後もとくに変化は無いようで、顔芸やキレ芸はいまも健在です。