もしもこれが事実だとすれば、“水ダウ”はいわゆる“ヤラセ”ドッキリを企画し、放送したことになり、お見送り芸人しんいちは自己保身のためにテレビ局を告発したことになるんですよね。

そのことに気付いたのかどうかは不明ですが、動画の最後には全力で「すみませんでした！」と謝罪するものの、この二転三転した謝罪らしき動画配信は、炎上の火に油を注ぐ結果になってしまうことに…。

この状況に至って、ただただ意味不明な弁解に走り、火消しに躍起になってしまったお見送り芸人しんいち。

もしも腕のある芸人なら、良くも悪くも注目を集めているこの状況を逆に利用して、間違いなく笑いの方向へもっていこうとするはずで、多くのファンもそれを望んでいたに違いありません。

今回のお見送り芸人しんいちの炎上騒動は、単に先輩・永野への悪口雑言だけが原因ではなく、そんな芸人としてのお見送り芸人しんいちへのファンの失望から生まれてきていると言えるのかも知れませんね。

“水ダウ”のドッキリ企画では、ネタバレ後も鎮痛な表情を浮かべるお見送り芸人しんいちに対して、可愛がっていた後輩に罵詈雑言を浴びせられ、ショックを隠しきれず芸人らしからぬ真顔のまま番組を終えた永野。

同じ事務所の先輩後輩と言うこともあり、その後の2人の仲や関係が話題になっていました。

もはや関係修復は不可能？とまで思われたお見送り芸人しんいちと永野が、ドッキリ後初めて番組で共演したのは、“水ダウ”放送から約1ヶ月後の7月24日放送の「マルコポロリ！」でした。

番組MCの東野幸治さんから、その後の2人の関係について質問されたお見送り芸人しんいちは、「ちょっと気まずさはあって…やっぱ大先輩なので…」と気まずそうにしながらも、「仲は良好ですよ！」と必死にアピールするのですが…

当の永野は、真顔で「ハッキリ“老害”って言ってましたよ。一生忘れないですけど」と、いまだにお見送り芸人しんいちの悪口を根に持っていることを隠しませんでした。

それどころか、お見送り芸人しんいちがさっきから全然笑っていないことを指摘する東野幸治さんに対して、「いやいや、老害が言うことなんて面白くないでしょう。老害、老害ですから」と畳みかける始末。

そんな永野に対して、お見送り芸人しんいちはたまらず、「キツいて！これ！1時間もあんのこれ！？」と絶叫すると、永野は「オレもキツかったわ！あの時1時間！」と強烈なお返しをお見舞いする一幕も。

その後も、永野はことあるごとに「老害ですから」を連発してしんいちを当てこするのですが、番組の最後にお見送り芸人しんいちが、永野へのリスペクトを込めた「永野さんのうた」を弾き語りで披露するとそれまでの雰囲気が一変するんですよね。

お見送り芸人しんいちがいつもの調子で歌い上げると、永野はそれまでの固い表情を一変させ、一言「感動しました…」とつぶやき、騒動のオチをつけたのでした。

これにより、2人の間には和解したかのような空気が流れていたのですが…お笑い関係者の間では、この一連のやり取りについて、「永野がテレビ用に盛り上げているだけで、和解はしていないだろう」と言われているようです。

実際、永野はその後もお見送り芸人しんいちの陰口騒動を引きずっており、2022年8月7日放送の「ABEMA的ニュースショー」に出演した際、MCの千原ジュニアさんにお見送り芸人しんいちとの関係を質問され、次のように語っています。