母は「うちの富隆がほんとうにお世話になっています。たいした男ではないんですけども」と言いながら号泣。有力者、支援者たちと握手した。支援者たちが「奥さん、がんばったね」と親身になって励まし、取り囲んでいる姿を、井戸田は遠目で見ていた。

「と、次の瞬間、井戸田少年はわが目を疑ったそう。『ありがとうございます』と言いながら、涙を拭いていたお母さんが、息子に向かってウィンクをしたんです。そして、舌をペロッと出したというのです」（スポーツ紙記者）

井戸田潤が母親からのリクエスト「亡き夫が旨い！と言ったステーキを食べたい」に応じた。母親は13年前に男3人で食べた絶品ステーキが食べたいと語った。コンラッド東京にある「日本料理 風花」でのざき牛のステーキを味わった。

「2つ上の兄がいるんですよ」と話し、その兄とは「食事に行ったり、旅行に行ったりもする」そうで、「こんなことは言いたくないんですけど、全部、僕が出すんですよ」と続けた。

「俺は大学生の娘がいて4年間、面倒を見なければいけない。お前はひとり者だろう」とも書かれていたことを説明。それ故、「今後もお前が出せ」とのことで、井戸田は「驚きましたよ」と声を荒らげた。