売春斡旋、そして窃盗容疑で逮捕された兼近大樹。
しかし前科に関しては売春斡旋のみの前科一犯となります。

前述した通り札幌市で起きた現金1000万円の窃盗事件は、関与が疑われたため逮捕されて事情聴取は受けたものの、最終的に不起訴処分になっているため前科には入りません。

この事件は当時飲食店で働いていた兼近大樹を含む男4人が逮捕されており、その後別の容疑者が逮捕されたことで兼近大樹の疑いが晴れ、不起訴処分となったとのことです。

一方、売春斡旋に関しては有罪となり、20日間の拘留の末に5万円の罰金刑となりました。
そのため、兼近大樹は2度の逮捕歴があるものの、犯罪歴・前科で言うと〝前科一犯〟となります。

週刊文春により過去の犯罪歴が明るみになった兼近大樹ですが、この件について本人は「ほっとした」と語っています。

人気芸人として活躍する以上、いつか絶対に明かさなければいけない過去であり、本名で活動する以上はその覚悟もあったと語り、週刊誌での報道という形ではあったものの事実を明るみにできて安心した部分があるのだといいます。

また、兼近大樹が過去の犯罪歴について変に取り繕わず、潔く罪を認め、現在はしっかりと更正して誠実に活動していることも含め、世間は概ね本人の態度を高く評価しています。

むしろ未成年の頃の犯罪歴を暴いた文春側の報道姿勢を非難する者も多く、過去の逮捕の事実は兼近大樹にとって大きな問題になりませんでした。

2022年から2023年にかけて全国各地で強盗事件が相次いで発生しました。

この事件の指示役の1人で“ルフィ”と名乗る渡邉優樹が、過去に兼近大樹とともに逮捕されていた人物であることが2023年1月に判明し大きな話題となりました。

兼近大樹と渡辺優樹が共に逮捕されたのは2012年の窃盗事件。当時の新聞でも、札幌市内の「不動産業渡邉優樹容疑者」と「飲食店従業員兼近大樹容疑者」が逮捕されたと報じられています。

渡邉優樹はかつて犯罪者仲間に「俺に使われて共犯者として捕まったのがあのEXITの兼近」と自慢していたこともあったそうです。

報道を受け、兼近大樹は渡邉優樹と過去に接点があったことを認め、Twitterに「当たり前とは程遠い想像を越えたイカれ少年期を過ごしていましたため、弁明の余地もありません」などとつづりました。

当然、現在は渡邉優樹とのつながりはなく、スペシャルキャスターを担当する「めざまし8」では「今はまったく関係ないとはいえ、過去に知り合いだった地元の方っていう人がこういうふうに騒がしていることに関して申し訳ないなという気持ちはあります」と謝罪しています。

過去のこととは言え、世間を震撼させた事件の指示役との接点が明らかになり、兼近大樹は自身の逮捕歴が判明した時よりも非難の声が殺到する事態となりました。
　
しかし、Twitter上で「活動を控えるべきでは？」との指摘を受けた兼近大樹は「絶対に控えません！」と返答しています。

逮捕や犯罪歴はありますが、更生した姿を見せてきた兼近大樹を支持するファンは多く、所属する吉本興業も稼ぎ頭のEXITを全力で守っていると言われており、この先も兼近大樹やEXITが“消える”ことはないとみられています。

兼近大樹の逮捕・犯罪歴と前科についてお届けしました。
逮捕の過去が度々話題となる兼近大樹ですが、更なる飛躍を期待したいですね。