その後もアルバイトを転々としていた長谷川雅紀さんですが、カプセルホテルでアルバイトをしていた際、同僚が劇団員だった縁で『劇団しゃどうず』に入団すると、そこで観客を笑わせることに快感を覚え、お笑いの世界を意識し始めたのです。

そんな長谷川雅紀さんは1994年に札幌吉本が出来たのを機に23歳で芸人に転身すると、高校時代からの友人だった久保田昌樹さんとお笑いコンビ『まさまさきのり（後にマッサジルに改名）』を結成し、ローカル芸人として活動したのです。

しかし2001年にコンビを解散した長谷川雅紀さんは、上京後はピン芸人『のりのりまさのり』を経て2012年に錦鯉を結成するも、当時はまったく仕事がなく、家賃や電気代を滞納することはしょっちゅうあったそうです。

こうしてブレイクするまで約20年間も極貧生活を強いられた長谷川雅紀さんは、貧乏で虫歯の治療に行けなかったため、上下の奥歯8本がないのです。