粗品の父親は昔から病弱で、粗品が高校3年生の時に余命宣告されました。

医師から「余命1年」と宣告され、その夜は家族揃って「あと1年、家族で色んなところに行こう」と泣きながら話したそうです。

しかし父親はその翌月に容体が急変し、死去。
父親が遺した焼肉屋は母親が引き継ぎ、粗品も手伝って店を守ってきました。

粗品の母親は、焼肉屋「味希」を切り盛りする女将です。

性格面では少し天然なところがあるようです。
父親が倒れて自宅療養をすることになり、医師から「水分を沢山取らなければならない」と指示された時のことです。

当時の父親は自分で立つことも声を出すことも難しい状態で、家族に飲み物が欲しいことを知らせるためにハンドベルを用意。
音階ごとに飲み物の種類を振り分け、絶対音感を持つ母親と共に飲み物を出していたといいます。

そんなある日、父親がハンドベルで「きよしこの夜」を弾いていました。
父親は「クリスマスに倒れて、家族の楽しみを奪って情けない」と泣き、それを見ていた粗品も涙を流していた時、母親が「大量の飲み物を欲しがっている」と勘違いして家中の飲み物を抱えて部屋に入ってきたそうです。

粗品は芸人らしくこのエピソードを笑いに変えて明かし、母親の天然エピソードを披露しました。

2022年11月、粗品が自身の公式YouTubeチャンネルを更新し、母親が倒れたこと、その後手術が成功したことを報告しました。

母親は不整脈やメニエール病で倒れ、病院から粗品に連絡が入りました。
一度容体が落ち着いた際に心臓のカテーテルアブレーションの手術を受け、手術が無事に成功したことから動画での報告に至りました。

手術は1時間に及び、68歳の母親の体調が心配されましたが、粗品は「勝った」と題した動画の中で手術前後の様子や両親への想いを語り、心配の声を寄せていたファンに感謝を伝えました。

粗品に兄弟はおらず、一人っ子です。

父親亡き後は母親と二人で暮らし、実家の焼肉屋を守りながら、現在は芸人として成功し、2021年末にはタレント・秋山衣梨佳との結婚を発表。
新たな家族と共に、順風満帆な日々を送っています。

粗品の本名や芸名の由来、生い立ちや実家の焼肉屋、家族についてお届けしました。
公私共に順調な毎日を送る粗品の今後の活躍にも注目です！