岡野陽一さんは、福井県敦賀市出身で、2008年に、本田和之さんと巨匠を結成しボケを担当していました。しかし、8年後の2016年に巨匠は、解散。これ以降は、ピン芸人となり、テレビ番組やラジオ番組で活躍されています。元相方の本田さんは、芸能界を引退されています。

スクールJCAの17期生で元相方の本田さんとは、同期でした。コントで人気になり、『キングオブコント』では、2009年に2回戦進出、2010年に2回戦進出、2011年に3回戦進出、2012年には準決勝進出、2013年には準決勝進出、2014年には決勝進出と功績を残しています。

『M-1グランプリ』では、2009年には2回戦進出をしています。ほかにも、『NHK新人お笑い大賞』では準優勝しています。

岡野さんは福井県敦賀市の小学校と中学卒業後、敦賀高校に進学しています。小学校と中学は公立のようですが、学校名は不明です。

クズ芸人と言われている岡野さんですが、敦賀高校の偏差値は48～59と特に悪い数字の学校ではないようです。

高校卒業後は、京都産業大学外国語学部英米語学科（偏差値45～50）に進学されています。

これもまた、クズ芸人のイメージで、学歴もそんなに…と思っていたら外国語学部というギャップにも驚きますね。

高校生までは、勉強も真面目にされていたのだと思います。しかし、4年生のときに京都産業大学外国語学部を中退されています。

大学の時に、毎日パチンコ通いをしたのが原因で大学の単位が取れず借金も150万円に。中退の理由は、パチンコ通いで単位を取得できずに卒業できなかったということですね。

岡野さんは、先ほどもお話したようにパチンコが好きで浪費癖があります。パチンコや競馬などが影響して借金が 1300万円以上あると言われています。しかし、借金は業者ではなく7人程の友人から借りているそうで金利も取られていないのだとか。

この借金癖は、8歳の頃からで、こどもの時に自動販売機の飲み物が増税され10円足りないことに気が付きます。その時に友人から借りたことがきっかけに。それから10年間は人並みの人生を送っていたそうですが、高校卒業後、当時の彼女の影響でパチンコにハマってしまいます。

始めは負けを取り戻すための学生ローンが4、5社から150万円の借金をすることにそれ以上借りようとしたときに、キャッシング業者のおじさんに「これ以上借りたら首くくらなアカンくなるで」と忠告され、翌日からは、真剣にパチンコをやり出したそうです。

毎日、パチンコに通い詰めてデータを集め、月に50万円くらい勝つようになり2年間で完済します。芸人を目指すきっかけは、中学生のときに観ていた『ダウンタウンのごっつええ感じ』に出演している芸人の稼ぎの良さに憧れたそうです。

高校2年の時に友達を誘って、卒業後に吉本興業へ入ろうとしますが友人が就職してしまい断念することに。京後、人力舎に所属しお笑い芸人の道を進みます。その後、最初にお話したように本田さんと漫才コンビを組みますが、解散。

岡野さんはピン芸人として活動する傍らで、2018年には、映画『岡野教授の千年花草譚』に主演して、俳優としてもデビューしています。その後も、映画では、『岡野教授の南極生物譚』、『愛がなんだ』、『恋するふたり』などに出演。2019年には、ドラマ『時効警察はじめました』で、ドラマデビューまでしています。