そんなモストデンジャラスコンビの解散理由は、当時は相方ケンドーコバヤシさんとの不仲なども囁かれたようですが、実際の理由は村越周司さんが舞台で緊張する極度のあがり症だったからなのです。

その後、田舎暮らしに憧れログハウス生活を試みるもすぐに断念した村越周司さんは、歯科技工士を目指して専門学校へ入ると、講師に不器用と言われながらも就職先まで決定し、あとは最後に国家試験に受かるのみだったのです。

そして沖縄でコロッケ屋を開店するも長続きせず職を転々とした村越周司さんは、相方ケンドーコバヤシさんとバッファロー吾郎さんの番組『スッごい!おとなの時間』の公開収録に出演し刺激を受けたことがきっかけとなり、2006年に突如フリーの芸人として復帰したのです。

そんな村越周司さんは、昔と変わらず‟あがり症は改善しなかったため、コントやその他の活動はせず、得意とするギャグのみに専念するとしてフリーで『ギャグ芸人』として活動を始め、ライブ『もうギャグしかしない』を開催するなど活動したのです。

そしてケンドーコバヤシさんの元相方として全国ネットに登場し、ピン芸人として初めてネタを披露した村越周司さんは、R-1ぐらんぷりにも出場するなど活動したのです。

しかし単独ライブ『もうギャグしかしない』のお客さんが回を重ねるごとにがだんだん減っていってしまい、フリーでの活動に限界を感じた村越周司さんは、2010年に吉本興業へ懇願し出戻りとなっています。

その後、芸人として活動する傍ら2015年からガードマンのアルバイトを始めた村越周司さんは、2020年8月に‟引退します、9年後に”として新プロジェクトを発表したのです。