インディアンスは、2010年に結成されたコンビで田渕章裕さんはボケを担当しています。インディアンスという、コンビ名の由来は、田渕章裕さんの笑顔がクリーブランド・インディアンス（現・クリーブランド・ガーディアンズ）のマスコットキャラクター「ワフー酋長」に似ているということからつけられました。

吉本興業東京本社に所属し、相方は「きむ」さんです。兵庫県たつの市出身で実家は写真館を経営おり、父親がカメラマンだそうです。お兄さんと妹のいる5人家族。田渕章裕さんのトレードマークであるひまわりのコサージュは、母親の手作りだそうです。

インディアンスは、2010年に結成していますが一度コンビを解散しています解散後の田渕章裕さんは、1年先輩にあたる昴生（ミキ）さんとコンビ『やぶれかぶれ』を半年ほど組んでいました。この時の解散理由をテレビ番組で「うるさすぎたため」とお話しています。

うるさくてコンビを解散するというのは、よっぽどうるさかったのでしょうか。かなりのストレスになっていたように思いますね。そんな理由で解散した2人ですが、同じ番組内「アメトーーク」の企画「元々コンビ組んでた芸人」で、田渕章裕さんと昴生（ミキ）さんが「やぶれかぶれ」として出演。田渕章裕さんが、ミキを結成する前の昴生さんからコンビ結成の話を持ち掛けられきむさんとの解散を決意したとか。解散した後に、昴生さんと「やぶれかぶれ」を結成したお話をしていました。

そのときの映像を他の出演者と一緒にみていた今の相方きむさんは、全員が笑いながら見ている中、きむさん一人が険しい表情で睨んでいましたまた、昴生さんに対しても未だ根に持っていることを告白しています。番組内できむさんは、「たぶっちゃんを取られた」「たぶっちゃんに色仕掛けしてきた」と昴生さんに対して泥棒扱い。

「たぶっちゃんとずっとやりたかったんで、昴生さんのアカンとこあったらメモしたりとか…」などのエピソードを話しています。そんなきむさんの様子をみた、渡辺隆（錦鯉）さんに「気持ち悪い元カレだな!」とツッコまれるほど。

そんな中、「やぶれかぶれ」は解散し、昴生さんは弟の亜生さん「ミキ」を結成します。しかし、きむさんはミキの活躍にも嫉妬し、いらいらしていました。渡辺隆（錦鯉）さんから「きむ、おい!今このスタジオにいる全員がお前のこと嫌いだからな!」と言われるほどのひどい態度を見せていました。

きむさんの田渕章裕さんへの愛は相当なものだったようですね。再結成後のインディアンスは、2016年からか活動拠点を東京に移しています。現在は、ヨシモト∞ホールのファーストクラスメンバーとして活動しています。

2019年のM-1グランプリでは、決勝に初めて進出し、9位。
2020年のM-1グランプリでは、準決勝で敗退してしまいますが敗者復活戦を勝ち抜き、2年連続の決勝進出を果たし、結果は7位。
2021年のM-1グランプリでも3年連続の決勝進出を果たし最終決戦まで進出しますが、結果は3位でした。

田渕章裕さんは、新宮町立西栗栖小学校(現:たつの市立西栗栖小学校)出身です。小学校時代は、漫画家かプロの野球選手になりたかったそうで、小さい頃から絵をかくのが得意でした。

小学校卒業後の田渕章裕さんは、新宮町立新宮中学校(たつの市立新宮中学校)に入学。

中学では、野球部に所属していました。この頃からダウンタウンのファンで、お笑いの世界に憧れを持つようになっていったようです。

田渕章裕さんは、兵庫県立龍野高等学校に進学しています高校ではソフトボール部に所属し、このソフトボール部で国体にも出場しています。芸人になってからは、2021年に母校でサプライズ講演を開催。

この講演で、女子生徒に「胸のヒワマリをください」と告白された田渕章裕さんでしたが、「これはオカンの手作りだから」と丁寧にお断り。その代わりにギャグを伝授したというエピソードがあります。