また20歳だった1975年に『大阪ラプソディー』でレコードデビューした海原千里・万里は、40万枚を売り上げるヒットを記録し、北島三郎さんに歌手への転向を勧めれるほどの歌唱力でアイドル並みの人気を集めたのです。

こうして飛ぶ鳥を落とす勢いで姉妹漫才コンビとして活躍した上沼恵美子さんですが、20歳の時に関西テレビディレクターだった上沼真平さんと出会うと、ベタ惚れしてしまい猛アタックの末、22歳だった1977年に結婚したのです。

そして新婚旅行から帰国後にコンビを解散し、人気絶頂のなか芸能界を引退した上沼恵美子さんは、翌1978年には長男を出産したのです。

しかし‟自分には専業主婦は向いていない！耐えられない”としてわずか3ヶ月で芸能界へ復帰した上沼恵美子さんは、旦那から様々な条件を課せられながらもテレビ出演の他、歌ったり舞台に出たりと活躍したのです。

そして1983年に次男を出産後からバラエティー番組に出演するようになった上沼恵美子さんは、歯に衣着せぬ本音トークで人気を博し『西の女帝』と言われ活躍したのです。

さらにその後、全国で知名度が上がった上沼恵美子さんは、1994年・1995年と『NHK紅白歌合戦』でも司会を務め、その人気を不動のものとしています。

そんな上沼恵美子さんはタレント好感度ランキングにランクインし、長者番付大阪地区でも1位になるなどし、いよいよ東京進出か！？と言われましたが、『東は滋賀、西は姫路まで』という旦那との取り決めがあったため、東京へ進出したい気持ちはあったものの、その約束を守り東京へは進出しなかったのです。