名前：上沼 恵美子（かみぬま えみこ）
生年月日：1955年4月13日
出身地：兵庫県三原郡福良町（現・南あわじ市）
身長：164cm

上沼恵美子は、実の姉妹で結成された女性漫才コンビ「海原千里・万里」の妹・海原千里としてデビューした元漫才師で、現在は本名の上沼恵美子名義で歌手・タレントとして活動しています。

中学卒業後の1971年に漫才師「海原千里・万里」の海原千里としてデビューし、高校生とは思えない卓越したトーク術で一躍人気タレントとなりました。

幼少期からのど自慢で何度も優勝する歌唱力の持ち主で、歌手としては1975年にレコード「大阪ラプソディー」が40万枚を売り上げる大ヒットを果たしました。

タレントとしては関西ローカルを中心に活動しており、「上沼・高田のクギズケ！」や「上沼恵美子のこころ晴天」など数々の冠番組を持っています。

長年芸能界で活躍してきた功績から現在はお笑い界の女帝ポジションとなり、2007年より「M-1グランプリ」の女性審査員を務めています。

ここではそんな上沼恵美子の本名と国籍、家族をまとめました。
上沼恵美子の本名の変遷やルーツ、父親・母親・兄姉など家族の情報をお届けします。

上沼恵美子の本名は「上沼恵美子」です。
ただしこれは結婚して姓が変わった現在の本名で、出生名である旧姓は「橋本」です。

漫才師としてデビューした時の芸名は「海原千里」でしたが、1977年に元関西テレビプロデューサーの上沼真平と結婚した際に一度芸能界を離れており、1978年に芸能界に復帰したタイミングで本名の「上沼恵美子」名義で活動を再開しました。

ちなみに漫才コンビ「海原千里・万里」で共にデビューした姉の本名は「芦川百々子（旧姓・橋本）」ですが、姉は現在も主婦業のかたわら芸能活動をする際は芸名の海原万里を名乗っています。

上沼恵美子の国籍について、日本ではないのではないかといった噂があるようですが、国籍は日本の可能性が高いでしょう。

上沼恵美子の出身地は兵庫県淡路島にある三原郡福良町（現・南あわじ市）で、両親や祖母も日本人のようです。

国籍が日本以外であるという情報がないため、生粋の日本人とみていいのではないでしょうか。

上沼恵美子の国籍問題について、話題に上がるのが「外国人が嫌い」というものです。

2017年に読売テレビ放送の冠番組「上沼・高田のクギズケ！」に出演した際、その片鱗が見える発言をしています。

上沼恵美子は日本で活動する外国人タレントについて「私、外国人のタレントさんって嫌い」と発言し、「（喋り方が）たどたどしい人。アレはもう、ゾッとするね」と嫌悪感をあらわにしました。

出演者やスタッフからはこの差別ととれる発言を咎められ、視聴者からも「ヘイトスピーチだ」と批判が寄せられました。

上沼恵美子がこのような発言をしている以上、外国人であるとは考えられません。
国籍はやはり日本である可能性が高そうですね。

ここからは上沼恵美子の家族についてお届けします。

上沼恵美子の家族構成は、父親・母親・姉・兄・本人の5人家族で、3人兄弟の末っ子として育ちました。

実家は兵庫県淡路島にある三原郡福良町（現・南あわじ市）で、焼肉店を営んでいたようです。

上沼恵美子の父親は一般人で、過去に銀行員を務めていた経験があります。

私生活では演芸好きという趣味があり、かつては父親も芸人になりたいという野望を抱いていたことが明かされています。

そのため上沼恵美子は幼い頃から父親に連れられて演芸や歌に触れて育ち、父親に勧められて素人が出演するのど自慢大会や音楽コンテストに出場していました。

祖母が三味線を伴奏とする語り物「浄瑠璃」の師匠で太棹三味線の名手だったこともあり、父親と姉とトリオを組んでステージに上がり、三味線やアコーディオンを演奏したこともあったそうです。

さらには家族揃って芸事が好きだったことから、家族が中心となり「みどり劇団」を結成。
地元のステージや老人ホームの慰問で楽器や歌を披露するなど、幼い頃から芸事を身に付けて育ってきました。

上沼恵美子の母親は一般人で、すでに亡くなっています。

2015年12月12日に母親が死去したことが発表され、近親者のみで葬儀・告別式を終えたことが報告されました。

母親は死去の前年に89才で肝硬変を患い、続けて乳がんまで発覚したことから入院生活を送っていました。

上沼恵美子は母親思いの娘で、仕事で忙しい日々を送りながらも必ず仕事終わりに入院先の病院に顔を出し、入院費用も支払っていたといいます。

闘病の甲斐無く2015年末に死去した母親ですが、最後の最後まで娘である上沼恵美子のファンで居続けてくれたようで、上沼恵美子と母親の親子の絆が固く結ばれていることが窺えました。