大溝清人さんはお笑い芸人、バットボーイズではボケ担当とネタ作りをしています。最近では、清人（きよと）という名前で活動することが多くなっています。大溝清人さんは、元・福岡連合二代目連絡隊長及び暴走族「汝風（なち）」の元メンバー。1997年4月に高校の同級生で暴走族だった佐田正樹さんとお笑いコンビ「バッドボーイズ」を結成。

2009年10月には、テレビ番組内で結婚を発表。相手は一般人女性です。大溝清人さんが彼女と結婚を決めたきっかけは、大溝清人さんが彼女を実父宅に連れて行たときでした。大溝清人さんですら手を付ける気にならない見た目の悪い父親の手料理を彼女は、率先して食べ、美味しいと言っているのを見て、『一生おれるな』と思ったそうです。

2009年11月22日に婚姻届を提出。2010年の1月に結婚式を挙げています。2010年4月25日には第一子が、2011年10月27日に第二子が誕生しいます。

大溝清人さんの生い立ちは少々複雑です。2歳の時には、母親が蒸発。それ以降は父親と祖母に育てられたそうです。大溝清人さんが小学2年生の頃に、一度電話で母親と話して依頼、母親の消息は不明。大溝清人さんも大きくなってから、母親を捜そうと役所に行ったこともあるそうですが手続きが難しすぎてあきらめたそうです。

大溝清人さんが、芸人になろうと思ったきっかけは、母親でした。自分で頑張って母親を捜すより、芸人として有名になれば、母親もテレビで見てくれるだろう。その方が早く見つかるかもしれないと考えたそうです。

大溝清人さんが、高校の担任から佐田正樹さんとコンビを組むことをすすめられたことに同意したのには、消息不明となってしまった母親に会うためといった理由もあったようです。芸人として活動を始めた大溝清人さんは、ダウンタウンの特番で父親と親子漫才に挑戦する企画に出演。

すると、番組を見ていた母親がテレビ局に電話してきたそうです。これがきっかけで、大溝清人さんは28年ぶりに母親との再会を果たしています。

大溝清人さんの出身小学校は、福岡県　福岡市立志賀島小学校です。最初にお話したように2歳の時に母親が蒸発。

その後、両親は離婚しています。父親と祖母に育てられた大溝清人さんですが、祖母は目が見えていせんでした。そんな3人での生活を送っていたようです。

小学校を卒業した大溝清人さんは、福岡県　福岡市立志賀中学校に進学しています。中学生時代の身長は148.5cmで、この年齢の男の子にしては小柄な方ですね。

家庭環境がよくなかったことからも、中学時代からグレてしまいます。

大溝清人さんが入学したのは、私立の共学校の福岡第一高校　工業科です。しかし、のちに大溝清人さんが高校を中退しています。中退となった理由は、「総長が企画した暴走行為を連絡しなければ暴走行為は起こらなかった」という理由で逮捕されています。

そして、逮捕されたことではなく、逮捕されたことが学校にバレて退学処分にされたそうです。なんだか、よくわかりませんが逮捕自体が原因ではないようですね。現在この高校は部活動が盛んで、男子バスケットボール部は全国的な強豪として知られています。

しかし、当時の同校はかなり荒れていました。高校入学当時の大溝清人さんは、丸坊主で前髪だけを茶髪にした謎だらけなヘアスタイルだったようです。同級生だった相方の佐田正樹さんからは「ヤンキーなのかただのバカなのかわからなかった」と思われていたようです。

高校時代に、福岡最大の勢力の「福岡連合」のメンバーになり、バイクを乗り回していました。福岡連合が結成されたのは、大溝清人さんが高校2年生のときで、福岡市東区を拠点としていたグループです。

ちなみに相方の佐田正樹さんは「福岡連合」の2代目総長で、大溝清人さんは連絡隊長を務めていたそうです。 佐田正樹さんは、このころ相当ヤンチャな暴れ者だったのですが、大溝清人さんは高校時代ケンカはほとんどしなかったとお話しています。

また大溝清人さんは、最初にお話したように高校時代に逮捕されていて、高校3年生の時に退学になっています。佐田正樹さんも高校時代に逮捕され、少年鑑別所にも送られています。しかし、佐田正樹さんは親の要望と教師がかばってくれたため退学処分にはなっていません。この違いは、何なのでしょうか？

総長をしていた佐田正樹さんの素行が悪いように感じますよね。大溝清人さんは。高校を退学になった後、しばらく間材木店に勤務していました。その後、佐田正樹さんが仲の良かった教師から大溝清人さんとお笑いコンビを組むように勧められ、大溝清人さんも「お笑いで天下をとる」と決意。

「福岡吉本」に2人で入所しています。