名前：明石家 さんま（あかしや さんま）
本名：杉本 高文（すぎもと たかふみ）
生年月日：1955年7月1日
出身地：奈良県奈良市
血液型：B型
身長：174cm

明石家さんまは、吉本興業所属のお笑い芸人です。

落語家を志して2代目笑福亭松之助に弟子入りし、師匠からタレント転向を勧められたことでお笑い芸人に転身、明石家さんまとしてデビューしました。

70年代から現在まで日本芸能界の第一線で活躍を続ける国民的スターとして愛されており、1999年には〝日本で最も露出の多いテレビスター〟としてギネスブック世界記録に認定されました。

ここでは日本が誇るお笑いスター・明石家さんまの生い立ち、実家の家系図と家族をまとめました。
明石家さんまが生まれ育った実家の場所と地元エピソード、父母から子供に至るまで複雑な家系図、父親・母親・兄弟など家族の情報をお届けします。

明石家さんまといえば、日本芸能界の第一線で活躍を続け、いつでも明るくハイテンションな姿を見せてくれる元気なキャラクターとして知られています。

しかし、そのキャラクターの裏では壮絶な過去を経験し、数々の悲劇に見舞われてきたという事実があります。

明石家さんまがどんな半生を過ごしてきたのか、生い立ちを見ていきましょう。

明石家さんまは1955年に和歌山県東牟婁郡古座町（現・串本町）に生まれ、生後半年で奈良県奈良市奈良阪町に転居しました。

明石家さんまが2歳10ヶ月の時に母親が病気で亡くなり、父親と兄との3人家族に。
その後小学校高学年の時に父親が再婚したことで継母ができ、継母には男児の連れ子がいたことから5人家族・3人兄弟の家族構成になりました。

再婚当初は「年の離れた弟ができた」と喜んでいた明石家さんまですが、弟ばかり可愛がる継母との関係はお世辞にも良いとは言えず、心の距離が縮まることはなかったといいます。

継母が自宅で酒を飲みながら「うちの子は、この子（弟）だけや」と言っているのを聞いてしまい、兄と二人でベッドに潜り込んで泣いたという過去も明かされています。

ただ、この時に家族や親戚の注目を集めようと必死で面白いことを考えては披露していたようで、この時の経験がお笑いの道へ進むきっかけになったとも明かしていました。

お笑いに目覚めた明石家さんまは、小学4年生の時に同級生と漫才コンビを組み、自作漫才を友人に披露して笑いを取っていました。

奈良市立三笠中学校に入学してからは同級生とグループ「アーアーズ」を結成し、日々いたずらや遊びに興じていました。

高校は奈良商業高校に進学し、部活はサッカー部に入部しています。
高校時代もいたずら好きな性格は変わらず、学校中の人気者になったことを明かしていました。

当時からクラスメイトの前で桂三枝の落語のコピーや自作漫談を疲労していたようで、その才能を目の当たりにした教師から「吉本に入れ」と勧められたことで、本格的にお笑いの世界に進むことを考えるようになりました。

お笑いの世界に興味を持った明石家さんまは、高校卒業間近だった1974年2月に笑福亭松之助に弟子入りし、落語の世界へと足を踏み入れました。

高校卒業後に正式に内弟子として修行を開始し、高座名「笑福亭さんま」を与えられました。

しかし弟子入り後半年も経たないうちに、東京で一旗揚げようという思いから内弟子修行を放り出して当時の彼女と上京。
結局東京では思うような成功が掴めず大阪に戻り、何も言わず迎え入れてくれた師匠の元で「明石家さんま」として再出発しました。

明石家さんまの実家は、奈良県奈良市奈良阪町にある水産加工会社「杉音食品」です。
実家はサンマの干物などを生産する小さな水産加工業を営んでおり、1階が工場、2階が自宅という造りでした。

明石家さんまという芸名は、実家が水産加工業だったことから命名されたものです。

ただ、実家はすでに火事により焼失していて、現在はこの場所に実家はありません。

実母の病死、父親の再婚など、複雑な家庭環境で育った明石家さんまの家系図がこちらです。