坂上忍さんと工藤夕貴さんには少なからず、不仲・確執に発展する原因があったようです。

実際に1987年公演の舞台「タッチ」にて、2人は主演・ヒロインとして共演していました。

当時はタッチ漫画が大人気であり、舞台になるほどの知名度を上げていました。

舞台「タッチ」のキャストですが、坂上忍さんが主人公の上杉兄弟（達也・和也）の2役を演じています。

一方の工藤夕貴さんはヒロイン・朝倉南を務め、ここで俳優・女優として初面識となったようです。

工藤夕貴さんは初女優としての仕事ながら、芝居について坂上忍さんにダメ出しをしていたそうです。

「もっとこうしたほうがいい」などの演技指導があり、坂上忍さんとしては屈辱を味わったそうです。

舞台「タッチ」当時の坂上忍さんですが、俳優歴17年で既にベテランの域に入っていました。

一方の工藤夕貴さんは女優歴1年目、新米としての立ち振舞いが求められていたようです。

坂上忍さんはプライドを傷付けられて、まだ10代だったので工藤夕貴さんのことを許せなかったようです。

その後に共演NGにしていたようで、以降32年間は会うことがありませんでした。

坂上忍さんと工藤夕貴さんの共演NGの原因は舞台「タッチ」にありました。

2人は32年ぶりに共演をするのですが、そのきっかけとなった番組が「ダウンタウンなう」だったようです。

工藤夕貴さんは坂上忍さんに失礼な態度を取りましたが、当時はデビューしたばかりの16歳でした。

一方の坂上忍さんは19歳だったので、これに対して「ちょっと大目に見れなかった？」と工藤夕貴さんがコメントしていました。

坂上忍さんの方も主人公で1人2役、大きな仕事だったために余裕がなかったようです。

「こっちの意見は聞かないんですね」と言われて、工藤夕貴さんも反論できずにいました。

工藤夕貴さんは言葉をつまらせましたが、続けて強気に反論をしています。

「男なのに意外にしつこい」とコメントしており、バチバチのまま番組終了となりました。

坂上忍さんと工藤夕貴さんは共演NGを乗り越え、32年ぶりの共演を果たしています。

結果として解決などには至りませんでしたが、お互いの意見を確かめ合うことができました。

今後の2人の関係がどうなっていくのかにも注目していきましょう。