恵俊彰さんがお笑い芸人になったきっかけは1986年、当時渡辺プロダクション（現・ワタナベエンターテインメントの親会社）が立ち上げた若手お笑いタレントグループ「BIG THURSDAY」のオーディションに合格したことです。

1988年、当時11人という大人数で活動していた「ホンジャマカ」の初ライブ「BIG THURSDAY ホンジャマカ VOL.1」を開催しました。

1989年から「ホンジャマカ」のメンバーが次々と脱退し唯一残った今の相方石塚英彦さんと改めてコンビを結成。

再デビューをしています。

実はこの脱退メンバーの中には、後に恵俊彰さんの妻となる松本美貴さんもいました。

恵俊彰さんは元々「小デブ」として売り出していて、相方の石塚さんと区別が付かないほどだったそうです。

しかし、20時以降は何も食べないなどして食事制限を行った結果、20kgの減量に成功。

友人でもある俳優、岸谷五朗さんがパーソナリティを務めるTBSラジオ『岸谷五朗の東京RADIO CLUB』で、恵俊彰さんはリスナーから絶大な支持を集めました。

若者言葉とされた「てゆ〜か〜」「ぶっちゃけ〜」「正直」などを使い始めた先駆けでもあります。

恵俊彰さん一人での活動は最初からありましたが、1998年にフジテレビの番組で司会を担当したことがきっかけで司会の仕事が増えていきます。

現在は、TBSテレビ番組への出演が多く、2009年3月からワイドショー番組『ひるおび』の総合司会がメインとなっています。

恵俊彰さんの出身小学校は、国立の鹿児島大学教育学部附属小学校です。

この小学校は1878年開校の国立の名門小学校として有名ですが、この学校には系列の中学校は付属していません。

恵俊彰さんは両親と姉の4人家族で、恵俊彰さんの実家は「恵大島紬織物」を立ち上げたことで有名な染物工場を経営しています。

工場では200人ほどの従業員がいる大きな工場です。

恵俊彰さんは子供の頃から、裕福な家庭で育ち小学校も受験をして入学しています。

恵俊彰さんの父親は、子育てに厳しい人で跡取り息子でもあった恵俊彰さんはとくに厳しく育てられたそうです。

恵俊彰さんの出身中学校は、地元鹿児島市内の公立校の甲南中学校です。

恵俊彰さんは、中学時代は卓球部に所属しています。

またこの頃からギターもはじめています。

恵俊彰さんの出身高校は、県立の共学校の甲南高校です。

この高校は1906年創立の伝統校で、鹿児島県内でトップクラスの進学校として有名です。

恵俊彰さんは子供の頃から優秀な子供だったため一般受験で入学しています。

高校時代の恵俊彰さんは、バンドを組んで音楽活動に熱中していたそうです。

また進学校の生徒としては珍しく、ゲームセンターで補導されたり、飲酒がバレて謹慎処分になるなど問題児であったようですね。

この頃の恵俊彰さんは、勉強しなくなってしまい成績も芳しくありませんでした。

高校卒業後は、早稲田大学に進学を希望していましたが受験に失敗。

私立大学の慶応義塾大学に合格をしますが、早稲田大学への入学を希望した恵俊彰さんは、浪人の道を選びますが三浪の末進学をあきらめています。

浪人をするために上京し、東京の予備校に通うことにした恵俊彰さんは、浪人時代喫茶店や居酒屋、コンビニやレンタルビデオ店などでアルバイトをしています。

そして、新宿や渋谷のディスコにも通うようになり勉強どころか都会で羽を伸ばし過ぎたようですね。

最終的に早稲田に合格することができずに、大学進学を断念。

東京の専門学校「東放学園」に事務員として就職しました。

この頃からテレビに出たい、一発逆転でスターになりたいと思うようになったそうです。

22歳の時に、渡辺プロダクションが無料のお笑い芸人養成所「ビッグサースデイ」を開校したことで、恵俊彰さんはオーディションに参加。

無事に合格し、お笑い芸人を目指すことになります。