メンバー：高橋茂雄、八木真澄
結成年：1993年
事務所：吉本興業

芸風は主にコントを得意とし、ネタに登場するキャラクターは100以上にもなるという。漫才も演じており、M-1グランプリでは準決勝まで進出した経験を持ちます。しかしテレビでは高橋だけが起用されることが多く、八木は相方は今もテレビ出てますけど、僕はしんどい。切り替えて営業、ライブをメインの仕事としようと思った。でも相方は営業をしたくないから、なかやまきんに君をつかまえて10年間一緒にやらせてもらった」と語っています。

メンバー：HG／住谷正樹、RG／出渕誠
結成年：1997年
事務所：吉本興業

2002年から、HGがハードゲイキャラクターのレイザーラモンHGとしての活動を開始するとたちまち大人気となりますが、その後人気が下火になると今度はRGが「シルバーウルフ」や「市川AB蔵」など様々なキャラ戦略で大ブレイク。現在はHGの露出が伸びず、格差コンビのひとつに数えられています。

メンバー：小峠英二、西村瑞樹
結成年：1996年5月
事務所：ソニー・ミュージックアーティスツ

2012年に「キングオブコント」決勝に初進出し、優勝を果たしたバイきんぐ。小峠は2021年より同大会の審査員を務めたり、番組MCを任されるなどテレビでもよく目にしますが、相方の西村はもっぱらキャンプ芸人としてYouTube配信では知られていますが、ピンでテレビに出ている姿はほとんどありません。

メンバー：又吉直樹、綾部祐二
結成年：2003年
事務所：吉本興業

2010年2月放送の「しゃべくり007」（日本テレビ系）で注目の若手芸人として取り上げられ、同年9月には「キングオブコント2010」で準優勝を果たす。また翌10月にはレギュラー番組「ピカルの定理」（フジテレビ系）がスタートした。2015年には又吉が小説「火花」で「第153回芥川龍之介賞」を受賞。同作はドラマ化、映画化もされ、その後も継続的に作品を発表している。コンビ格差を痛感した綾部は「ビッグになる」という夢を叶えるために2017年4月に渡米することになります。

メンバー：塚地武雅、鈴木拓
結成年：1996年
事務所：プロダクション人力舎

NHK「爆笑オンエアバトル」フジテレビ「はねるのトびら」、日本テレビ「エンタの神様」「落下女」、テレビ朝日「アメトーーク！」、テレビ東京「ゴッドタン」「NEO決戦バラエティ キングちゃん」、TOKYO MX「バカヂカラ」「GOD ENGINE TV」など多くのバラエティー番組で活躍。塚地武雅は、お笑いだけでなく俳優としても才能を開花させており、ピンでドラマやバラエティに出演する等、多岐に渡って活躍を見せるも、鈴木との格差は深刻なようです。

メンバー：梶原雄太、西野亮廣
結成年：1999年

「第30回 NHK上方漫才コンテスト」で最優秀賞、翌2001年の「第22回 ABCお笑い新人グランプリ」と「第30回 上方お笑い大賞」で最優秀新人賞を獲得して注目を集める。さらにコント番組「はねるのトびら」にレギュラー出演し、知名度を全国区へと広げました。西野は絵本作家としても活動しており、2016年に出版した「えんとつ町のプペル」は映画化や舞台化もされるヒット作となった。一方、梶原は2018年にカジサック名義でYouTuberとしての活動を開始。そこに生まれたのは収入の格差のようです。

メンバー：虻川美穂子、伊藤さおり
結成年：1995年
事務所：プロダクション人力舎

虻川と伊藤の女性お笑いコンビ。オンエアバトルでは数少ない女性芸人のオンエア獲得者第1号であり、女性芸人初のチャンピオン大会進出者でもある。そんな北陽は、虻川が朝の情報番組などに出演するも、相方の伊藤は露出が少なく、コンビ格差が広がっていると言われています。

メンバー：増田英彦、岡田圭右
結成年：1993年
事務所：松竹芸能

正統派の漫才を得意とし、増田の毒の効いた鋭いボケに岡田がオーバーにツッコむというスタイル。また、岡田はスベリ芸をよく披露し、あえて寒いボケを岡田がして増田が冷静にツッコむという芸風で人気を博しました。その後、岡田のいじられキャラが受けて、バラエティや情報番組にピンで出演する機会が増えると、増田との間に格差が広がりました。

メンバー：久保田かずのぶ、村田秀亮
結成年：2002年
事務所：吉本興業

2006年に「第27回ABCお笑い新人グランプリ」最優秀新人賞、2008年に「第38回NHK上方漫才コンテスト」最優秀賞を受賞、「M-1グランプリ」では9度の準決勝敗退を経て、2017年に初の決勝進出。ラストイヤーにして優勝を果たしました。久保田はその後もクズ芸人として度々バラエティ番組に出演していることからコンビ間で知名度格差が生じているようです。

メンバー：村上健志、亘健太郎
結成年：2005年
事務所：吉本興業

2008年より「爆笑レッドカーペット」に出演し、村上の“ウザキャラ”を全面に押し出したコントで人気を博す。2009年にはコント番組「爆笑レッドシアター」のレギュラーメンバーに選ばれた。村上は「プレバト!!」で俳句の才能を発揮したり、アメトーク！のスポーツできない芸人で「ひざ神」の異名で話題になるも、相方の亘健太郎との格差は広がるばかり。

メンバー：鈴木Q太郎、松田洋昌
結成年：2001年
事務所：吉本興業

主にコントで、鈴木の気持ち悪いキャラが前面に出たボケが知られ、ネタ中に「すみますみませんでしたすみま」「かしこかしこまりましたかしこ」「かしこまりま〜」などと言ったり、しゃくれながら返答するなどふざけた口調でブレイク。周囲からはメディアへの露出のほとんどが鈴木Q太郎で、相方の松田との格差は常に話題に上がっています。

メンバー：佐藤大樹、長谷川俊輔
結成年：2010年
事務所：ワタナベエンターテインメント

2013年に「ぐるぐるナインティナイン」内の企画「おもしろ荘」に出演し、「あったかいんだからぁ」のフレーズでおなじみの歌ネタ漫才を披露し、注目を集めました。ブレイク時最高月収は800万円だったそうですが、作詞作曲は全て長谷川が行ったにもかかわらず、作詞作曲者を「クマムシ」としたため、相方の佐藤にも印税が入ったとか。現在は富山県内で放送されている情報番組のMCをしているそうですが、格差は埋まったのでしょうか？