鈴木涼美はAV女優を引退後は東大の大学院へ進み、そこを卒業したあとに日本経済新聞社へ入社。当時はとくに元AV女優だと明かすことは無く、ひとりの記者として一生懸命活動していたのだそうです。

彼女が大学院で書いた修士論文が書籍化したのは入社から4年ほどが経ったところで、それまでは普通の記者のひとりでした。

鈴木涼美は日本経済新聞社時代は周りに元AV女優だというのは伏せて活動していたようですが、退社後に元AV女優であることを明かしたときには当時の同僚や上司たちから「みんな知ってたけどね」と言われたのだそうです。

一時は「AVがバレてクビに」という噂もあったようですが、彼女曰く「日本経済新聞社はそんな小さい会社じゃない」とのことです。

鈴木涼美はAV女優になったことについて「母親からは許してもらえていない」と明かしていて、当時は「AV女優になられるぐらいなら、クスリの売人にでもなったほうがマシ」と言われたこともあったのだそうです。

現在はすでに母親は亡くなっているようですが、最期の最期まで許してはくれなかったようです。

鈴木涼美は現在は作家として素晴らしい活躍を見せていて、その人気は性別や世代を超えたものがあり、どの作品も高い評価を得ています。

元々彼女は「いずれ物書きで生きていこう」と決めていたため、現在の活動は彼女が当初考えていた最終地点にいると言えます。

鈴木涼美は現在すでにAV女優を引退していますが、引退後も何かと「元AV女優」という肩書がつくことを重く捉えています。

AV女優自体はいつでも辞められますが、辞めたあとにつく「元AV女優」という肩書は「一生ついてまわる」とし、その「元」という肩書を払拭するため、現在も頑張っているのだそうです。

鈴木涼美は現在も佐藤るり時代の作品は見ることができると言及していて、その反面、「私には1円も入らないがな」と語っています。これは彼女が元AV女優と知った人たちが当時の作品見たさに探していることに言及したものであり、今も見てもらえることについては「AV業界への恩返し」としています。

鈴木涼美は日本経済新聞社を退社したあとに執筆した小説「身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論」が2017年に映画化されていて、こちらは実体験ということもあって大きな話題となりました。

ここから作家としてより大きな注目を集めるようになり、多数のメディアにも登場する売れっ子となりました。

鈴木涼美は2024年5月にホストで寿司屋の大将でもあるSHUNと結婚したことを明かして話題になりました。SHUNは現役ホストでありながら寿司屋も経営していて、その異色の経歴は鈴木涼美並みのインパクトがあります。SNSでは2ショットも披露していて、今後は夫婦揃っての活動も見られるかもしれません。

鈴木涼美は現在子供も生まれていて、一児の母となっています。子供の性別は女の子であることを明かしていて、これからは母親になったことで、今までとは違った作品を書くことも増えるかもしれません。