タモリさんの本名は、森田一義(もりた　かずよし)です。本名の「一義」という名前は、タモリさんの祖父が尊敬していたという政治家の田中義一氏から取られたそうです。しかし、義一という名前は、上下の画数の差が大きいために「頭でっかちな子供になる」という理由で上下反対にし「一義」にしたと言われています。

タモリさんが生まれたのは、太平洋戦争終戦から一週間後のことだそうです。福岡県福岡市南区出身。タモリさんは、幼少期大人びた子供だったそうです。幼稚園入園のために見学に母親と訪れた際に、子供たちが両手を回転させてお遊戯する姿をみて、自分にはできないと幼稚園に行くことを拒否したと話していました。

小学校入学までは、毎日一日中坂道に立って人間観察をしていたために坂道が好きになり、後に「日本坂道学会」を設立しています。

1982年からスタートし2014年まで放送されたテレビ番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』で総合司会を務めます。「同じ司会者で最も多く放送された生バラエティー番組」として、ギネス記録に認定されています。

また1987年から今に至るまで歌番組「ミュージックステーション」で総合司会を務めこちらもギネス世界記録に認定されています。タモリさんの家族構成は、両親と姉が一人の4人家族です。

しかし、タモリさんの家庭環境は複雑でタモリさんの祖父母には子供がいませんでした。なので、タモリさんの祖母は自分の弟を、祖父は自分の姪を養子にしています。この兄妹として育てられた養子同士を祖父母は結婚させ、生まれたのがタモリさんと姉でした。

両親は、タモリさんが幼少の頃離婚しており、タモリさんと姉は祖父母に育てられています。父親は、タモリさんが大学の頃に亡くなり、母親は2度再婚しています。

タモリさんの出身小学校は、福岡市立西高宮小学校です。タモリさんは、小学3年生の時に、下校中電柱に顔をぶつけ突起していたワイヤーが右目に刺さり失明しています。2か月間、学校を休み治療を受けていますが、視力が戻ることはありませんでした。現在は、右目に義眼を入れ、それを隠すためにサングラスをしているようです。

タモリさんのトレードマークであるサングラスは、そういった理由からだったのですね。小学5年生の頃には、予餞会で「喜劇カラス天狗」の台本を書いて披露。しかし、その場ではうけることがなかったのですが、後に脚本家として活躍していた同級生と再会したときに「あの台本は面白かった」と評価されたそうです。

タモリさんの小学生の頃、当時としては珍しく祖母が「男も料理ができるようにならないと」と言われ祖母が料理をする姿を見ておくように言われていました。このことがきっかけでタモリさんは、料理を始めました。

タモリさんの出身中学は、福岡市立高宮中学校です。中学では、陸上部と剣道部に所属していました。

タモリさんの出身高校は、福岡県立筑紫丘高等学校です。高校時代のタモリさんは、吹奏楽部と剣道部に所属していました。同じ時期には、居合道も始め2段を取得しています。さらにアマチュア無線クラブにも入部して船の無線通信士に憧れていました。タモリさんは、興味があるものに対してはとことん追求する性格のようです。

タモリさんは、高校卒業後一年浪人し、早稲田大学第二文学部西洋哲学専修に進学しています。1年間の浪人生活の中でタモリさんは、しばしば押入れに篭り、中国や韓国から流されてきたラジオ放送を長い時間聞いていました。この経験がタモリさんの芸、「4か国語マージャン」などの「インチキ外国語芸」へつながることになりました。

無線に興味があったタモリさんは電気通信大学を目指していましたが、物理が苦手で1965年に早稲田大学第二文学部西洋哲学専修へ入学しました。大学時代は、モダンジャズ研究会に所属。「タモリ」という名前は、本名の「森田」から付けられたのはこの頃だそうです。

大学2年の時にタモリさんは、親からの仕送りを友人に貸し旅行に行ってしまいます。そして、学費を滞納したことが原因で大学を除籍処分になっています。除籍後は、保険の外交員やボーリング場の支配人、喫茶店のマスターなどの仕事をしました。

そして、芸能人をしている知人とたまたま出会い、友達の輪がひろがります。そのまま、テレビに出演をするようになり、コメディアン、司会など幅広いジャンルで活躍することになりました。

いかがだったでしょうか。今回はタモリさんの学歴や出身大学・高校・中学・小学校をまとめて紹介しました。

タモリさんの幼少期の生い立ちや右目を失明したエピソードなどには、驚きました。

最近は、毎日テレビで見ることがなくなりましたが、たまに見るタモリさんの番組は雑学も多く独特の雰囲気で進んで行くことが見ていて楽しいですね。