名前：ミノル・フィリップ・キムラ
生年月日：1993年9月9日
出身地：ブラジル
職業：格闘家

木村フィリップミノルは人気の格闘家。彼はキックボクサーとして活動している人物で、これまでに「K-1」や「RIZIN」などの試合で活躍していました。戦績は「50戦36勝11敗1引き分け2無効試合」となっていて、格闘家としては素晴らしい結果を出しています。

木村フィリップミノルはブラジルで生まれ、3歳から日本へ移住。その後はアクション映画を見たのをきっかけに格闘技に興味を持つようになり、10歳の頃から近所のジムでキックボクシングを習い始めました。その後は17歳だった2010年にデビューを飾り、そこからキックボクサーとしての活動がスタートしました。

木村フィリップミノルの身長は「172㎝」。ブラジル人男性としては平均よりも小柄ですが、日本では平均よりも高いです。体重は「73㎏」で、出場している階級もライト級からスーパーウェルター級まで上げていて、肉体改造を行っていることがうかがえます。

木村フィリップミノルと言えば体に刻まれたタトゥーも魅力のひとつとなっていて、とくに右腕部分は手の甲から首の付け根まで入るなど、インパクトのあるものになっています。

その他にも左腕や首、お腹にもそれぞれタトゥーが刻まれていて、タトゥー好きな格闘家しても知られています。

両腕で力こぶを作り、筋肉アピールをする木村フィリップミノル。上半身の筋肉の大きさが伝わってきます。

上半身の大きさがよくわかる1枚。とくに腕の筋肉は目を見張るものがあり、三角筋や上腕の筋肉はかなりの大きさです。

筋トレ中の木村フィリップミノル。胸筋や腹筋もかなり盛り上がっていて、トレーニング中はとくに筋肉が大きく見えます。

木村フィリップミノルは格闘技イベント「RIZIN」にて、過去に何度かドーピング検査で陽性を見せたことがあり、禁止薬物の使用経験が問題視されています。このときは無効試合や試合中止を経験していて、格闘家として厳しい状況が続いています。

木村フィリップミノルは2023年6月にRIZINにてロクク・ダリと対戦。このときは1RKO勝利を収めたものの、その後のドーピング検査にて陽性となり失格。さらに勝利した試合は無効になっています。

このときは半年前に使用した筋肉増強剤成分が検出され、罰金と出場停止の処分を食らいました。ちなみにその後は何度も検査を行い、1兆分の1グラムまで薬物を検出できるWADAの検査で完全陰性になるまで出場停止期間が続くという条件を課せられていました。

木村フィリップミノルは1回目の陽性反応から5ヶ月が経った2023年11月に、年末に行われる安保瑠輝也との試合のために薬物検査を行います。

ですが、ここでも陽性反応が出てしまい、試合は中止に。結局、安保瑠輝也との試合は実現せず、完全にクリーンになるまで、治療と練習に専念することとなりました。

木村フィリップミノルが行ったドーピングで使用したのはステロイドです。彼が薬物検査で発覚したステロイドは「クレンブテロール」というもので、本来は「気管支喘息」の緩和に使用される薬なんだそうです。ですが、その一方で筋肉増強の効果もあり、ドーピングに使用されるケースは多いようです。

木村フィリップミノルがドーピングを行ったのは「モチベーションを保つため」。彼がドーピングを行ったのはちょうどK-1を辞めた頃だそうで、この頃に試合がなかなかできず、モチベーションが保てなくなり、行ったのだとか。また、ドーピングをすることで体がいつでも運動できる状態になったようで、トレーニングに励むのにも一助になっていたようです。

木村フィリップミノルはK-1の離脱後からドーピングを始めたことを明かしていますが、じつはK-1時代にも「ドーピングをしているのでは？」という噂はあったようです。

ただ、こちらについては何の根拠も無いため、ただの噂にすぎませんが、疑惑を持たれていたのは間違いありません。

木村フィリップミノルは2023年のRIZINにてドーピングが問題となりましたが、その後は2024年3月のブアカーオとの試合で復帰。さらにその後にはYA-MANとの試合も決まっていましたが、ここで問題が発生。

彼は2024年10月に職務質問された際、大麻リキッドや植物片を所持していたことが発覚。彼はそのまま大麻取締法違反で逮捕となり、YA-MANとの試合は無くなってしまいました。