名前：黒田 有（くろだ たもつ）
生年月日：1970年1月29日
出身地：大阪府東大阪市
血液型：A型
身長：168cm

黒田有は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑いコンビ「メッセンジャー」のボケ担当です。

NSC大阪校10期生で、1991年に黒田有・あいはら雅一によりメッセンジャーが結成されました。

2006年に「上方お笑い大賞」を受賞し、2007年には「上方漫才大賞」を受賞するなど早くから漫才の実力が認められていたコンビです。

黒田有個人としても2006年に「たかじん胸いっぱい」内のコーナー「関西テレビの日曜お昼の枠で司会をやらせるなら誰？ランキング」で第1位を獲得するなど関西のテレビ番組を中心に人気を集めました。

そんな黒田有ですが、過去に男性に暴行して怪我を負わせ、警察に逮捕されたという不祥事を起こしたことがあります。
ここでは不祥事の内容詳細についてまとめました。
被害者の情報や怪我の程度、逮捕後の処分や芸能活動謹慎、その後の活動をお届けします。

メッセンジャー黒田有は、2009年12月26日に大阪・ミナミにあるガールズバー「Pure」にて料金支払いをめぐってトラブルになり、ガールズバー店長に暴行して怪我を負わせるという不祥事を起こしました。

黒田有は2009年12月25日午後9時頃に友人3人と来店。
店を出る際に約25万円を請求され、店長に殴る蹴るの暴行を加えたと報じられています。

当時の黒田有はかなり酒に酔った状態で、暴れる黒田有を別の男性が止めていたものの、「なんやコラ！」と怒鳴っていたことが記事になっていました。

被害者は頭部に怪我を負い、通報により駆けつけた大阪府南警察署の警察官により傷害容疑で逮捕されました。

この不祥事を受け、所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーは事件発生時点で「傷害容疑で逮捕されたのは事実。ただ、詳細を確認中で現時点ではコメントを出す状況ではありません。事実を確認次第、すみやかに報告いたします」とコメントしました。

その後、黒田有は当面の間芸能活動を自粛する謹慎処分となり、レギュラー番組も放送が中止されました。

メッセンジャー黒田有の不祥事の被害者は、大阪市中央区宗右衛門町にあるガールズバー「Pure」の店長です。

口コミを確認すると2021年前後にオーナーが変わっていると書かれているため、現在も被害者が店に勤めているかは不明です。

黒田有は料金支払いをめぐるトラブルを起こし、報道では約25万円を請求されたとあります。
一般的なバーであれば男性4名で25万円は高額ですが、ガールズバーのためセット料金・延長料金に加え指名料やキャストのドリンク代など、遊び方によってはそこまで不思議な料金ではありません。

黒田有が酒に酔いすぎていた、店員の接客態度が気に入らなかったなど、料金以外にも怒りが爆発する理由があったのかもしれませんね。

黒田有の不祥事が報道された際、当初大阪府警南署は被害者の怪我について「ほおの骨折など約2ヶ月の重傷」と発表しました。

しかしその後の再診断で、骨折は過去に負ったもので黒田有の暴行とは無関係であり、実際は「頭部打撲など2週間」の怪我だったことが改めて発表されました。

メッセンジャー黒田有の逮捕後の処分、芸能活動の謹慎の詳細についても見ていきましょう。

逮捕から約1ヶ月後の2010年1月12日、同日までに黒田有と被害者の間で示談が成立したこともあり、黒田有は起訴猶予処分となり釈放されました。

釈放が発表された同日、所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーは黒田有に対し「厳重注意」「無期限謹慎」の処分を下すと発表しました。

吉本は公式サイトを通じ「黒田が知人らと訪れた飲食店において予想に反した高額な代金の請求を受けたことに激昂し、同席していた知人1名とともに被害者に暴行を加え、全治2週間の打撲等の怪我を負わせた」と経緯を説明。

その上で「軽率な行動により暴行に及び被害者に怪我をさせ、さらに多数の関係者に多大なるご迷惑をお掛けすることとなった」と謝罪し、無期限謹慎処分としたことを報告しました。

黒田有の逮捕により、レギュラー出演していたMBSの生放送ラジオ番組「それゆけ！メッセンジャー」は、メッセンジャーの相方・あいはら雅一と共演者の六車奈々が冒頭で謝罪し、黒田有の代役としてシャンプーハット・てつじが出演しました。

読売テレビ「かんさい情報ネットten!」でも相方が謝罪。
フジテレビ「人志松本のすべらない話」は、編集が間に合わないという理由でそのまま放送されたものの、収録日を示すテロップが表示されました。

関西テレビ「ナンボDEなんぼ」の特別番組はドラマの再放送に差し替えられました。
その後、「ナンボDEなんぼ」は放送打ち切りとなっています。

黒田有が2019年にYouTubeチャンネル「カジサック」に出演し、10年前の不祥事で逮捕された際に留置所生活をしていた時のエピソードを語りました。

黒田有は「知ってる？番号42番で呼ばれるねんで」と発言し、留置所での経験を回顧。
留置所は芸能人用の個室で、過去に桑名正博と小室哲哉が入っていた場所であることを明かしました。

留置所の規則についても触れ、風呂は15分、タバコは平日に1日2本だけで、その喫煙所でも人間ドラマがあったことを語っています。

不祥事から10年がたった今だからこそ話せるエピソードが気になった方は、ぜひ動画もチェックしてみてくださいね。