名前：成田 悠輔（なりた ゆうすけ）
生年月日：1986年
出身地：東京都北区
身長：184cm

成田悠輔は、東京大学卒業の研究者・事業家です。
「半熟仮想株式会社」の代表取締役であり、データ・アルゴリズム・数理・思想を組み合わせて多数の企業との共同事業や研究を行っています。

麻布中学校・高校を経て、2005年に一浪で東京大学に入学。
2009年に東京大学経済学部を首席卒業し、2011年に東京大学大学院経済学研究科修士課程を修了しました。

経歴は華やかで、大学院在学中にVCASI研究助手を務め、その後は一橋大学特任准教授、スタンフォード大学客員助教などを兼任。
2016年にはマサチューセッツ工科大学で博士号を取得し、2017年にはイェール大学経済学部助教に就任しています。

事業家としてはZOZOやサイバーエージェントなどの企業と共同研究・事業に携わってきました。
その経歴を武器に、近年はテレビ番組のコメンテーターとしても活躍しています。

ここでは成田悠輔の実家と家族をまとめました。
天才・成田悠輔が生まれ育った実家の場所と地元エピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報をお届けします。

成田悠輔は東京都北区の出身です。

現在の華やかな経歴からは想像もつきませんが、幼少期の実家はプレハブ小屋のようなボロアパートで、狭いワンルームに家族4人で暮らしていました。

父親がほとんど働かず母親の稼ぎだけで生計を立てていたようで、実家ではいつも両親が喧嘩する声を狭いワンルーム内で聞かされていたといいます。

ある日、父親が一軒家を購入してワンルームのボロアパートから広い家に引っ越しました。
しかし当の父親は成田悠輔が18歳の時に失踪し、母親も病気で倒れ、一軒家のローンだけが残ったといいます。

結局母親の病気のこともありローンが返せず、一家は自己破産を余儀なくされました。

成田悠輔は東京都北区の貧乏な家庭に生まれましたが、幼少期から勉強は抜群にできる頭脳明晰な少年でした。

母親の希望で私立男子校御三家と呼ばれる麻布中学に合格し、麻布高校にも進学しています。
家計は苦しかったものの母親は息子の未来のために学費を工面し、その後成田悠輔は一浪を経て東京大学に進学することができました。

ここからは成田悠輔の家族についてお届けします。

成田悠輔の家族構成は、父親・母親・本人・弟の4人家族で、2人兄弟の兄として育ちました。

成田悠輔の父親は、前述した通りほとんど働かず、成田悠輔が18歳の時に家族を捨てて失踪しています。

成田悠輔によると父親は「借金まみれで、パチンコ・麻雀・女・酒・タバコ」をやるという典型的なダメ親父だったといいます。
特に酒癖とギャンブル癖が悪く、麻雀に負けては借金を繰り返し、みるみるうちに借金が膨らんでいきました。

その一方で、父親は過去には麻布高校出身のエリートで文学青年だったという顔も持っています。
ただ、普通に働くということができず、息子は父親のことを「働くことができない人。ずーっとプラプラしていた」「あやしげな哲学者」「何をしでかすかわからない危険人物」と評していました。

成田悠輔の母親は、息子曰く「一見しっかり者に見えるが、父親と共依存していた」とのことで、両親揃って悪循環の状況を立て直すことができず、どんどん泥沼にハマっていくタイプの親だったといいます。

その母親は、父親が失踪した2年後にくも膜下出血で倒れ、幸いにも一命はとりとめたものの、現在は後遺症があり、病気以前と同じ生活は送れていないようです。

成田悠輔には弟がおり、2人兄弟の兄として育ちました。

兄である成田悠輔は天才学者ですが、実は弟の経歴も凄まじく、兄弟揃って天才と称されています。