高橋沙織さんは、2022年に1歳年上の国内線パイロットの一般男性と結婚しています。2人は気象予報士の資格取得のために通っていた学校で知り合いました。

高橋沙織んの出身小学校については、明かされていません。北海道釧路市で生まれ、生後1年ほどで札幌へ移り10歳までそこで暮らしました。父親の転勤により、小学校5・6年生の時は京都に住んでいたそうです。北海道から京都の小学校へ転校したことがあるのですね。

幼少期からかわいい顔立ちをしていた高橋沙織さんは小学生の頃、札幌市の大通公園で遊んでいたところをスカウトされ、子役モデルとしての活動を始めました。チラシやポスターのモデルをしていましたが、目立つのが嫌いな恥ずかしがりやだった高橋沙織さんは、ずっと母親の後ろに隠れていたそうです。

しかしある日、「つかこうへいさん」の劇団の子役オーディションに参加した際、最終選考まで残ったことが自信につながり、お芝居に目覚めます。学芸会でも主役を務めるなど目立ちたがりな性格に変わっていったのだそうですよ。

また、小学校時代からモテていたという高橋沙織さんは小学校3年生の時に男の子5人に呼び出され、そのうちの1人の男子から告白された経験があるそうです。

高橋沙織さんは、中学校からは母親の出身地である神戸で暮らしました。出身中学校は神戸市立御影中学校、美術部に在籍していました。当時から頭の良かった高橋さんは、学年トップの成績だったそうです。

中学2年のときは誕生日に男の子が机のまわりに集まり、ハッピーバースデーを歌ってくれたというモテっぷり。そんな高橋さんは中学1年で隣のクラスの男の子に一目惚れします。中3まで一途に片思いを続け、何度かほかの男の子に告白されてもすべて断ってきたそうです。

しかし中3のバレンタイン、意中の男の子にチョコをあげた際、「彼女がいるから」とフラれてしまったそう。高橋沙織さんの失恋はこの時だけでその後は吹っ切れていろんな人と付き合ってきたと語っています。

高橋沙織さんは中学を卒業すると、兵庫県立神戸高等学校に進学しました。この高校に決めた理由は、「学区内で1番の神戸高校なら、大学受験の時に選択肢が広がる」と思ったことから。偏差値は71～77ほどで、作家の村上春樹さんなどを輩出した名門校。兵庫県内でも屈指の進学校として知られています。学科は総合理学科と普通科の2つ。高橋沙織さんがどちらに在籍していたかは不明ですが、大学で文系の学部を選択していることから、普通科に在籍していた可能性が高いと思われます。

非常に頭の良い高橋さんですが、高校時代は演劇部に打ち込んでいたため授業についていけず、成績は落ちこぼれだったそうでインタビューでは「320人中300番目あたりの成績だったのでしんどかった」と語っています。

最初は演劇部で楽しくお芝居をしていた高橋沙織さんですが、ある日、「お芝居ってちょっと長い」と思うようになります。より短くわかりやすいものを探していたところ、演劇部でも行ったことのあるコントに行きつきました。

コントのDVDを見て「めっちゃ面白い！」と思った高橋沙織さんは、これまで興味のなかったお笑いの世界にハマっていきます。また、お芝居は観客の反応が分かりづらいものですが、コントは”笑い”という形で反応がわかりやすく返ってきます。「コントに特化した方が面白そう」と思ったことも、お笑いに目覚めるきっかけであったとインタビューにて話していました。

進学校であるため大学進学が当たり前だった神戸高等学校、大学に入ってからコントをやろうと決めた高橋沙織さんでした。

高橋沙織さんは高校卒業後、神戸大学に入学します。偏差値63の難関校ですが、ここを選んだ理由は「近いしハクがつくから」。また、芸術学科だと2次試験で身体表現試験というものがあり、「演劇でも受けられると思って」という気持ちで目標を定めたそうです。

地頭の良さが伺えますね。その後は発達科学部（現：国際人間科学部）人間表現学科臨床・感性表現論コースを卒業しています。大学では教育心理学を学んでいたそうで、卒業論文のテーマは「コントにおける笑いの因子に関する研究」でした。