大阪市住吉区我孫子出身で、現在は結婚し、一女一男の父親でもあります。桂雀々さんは、子供の頃に母親が蒸発しています。そして、父親はギャンブル好きで生活に困り借金をすることのあったようで、借金取りが毎日のように家に取り立てに来ていたそうです。

その後に、この父親も蒸発してしまい残された桂雀々さんは近所の人にお世話になったりアルバイトをしながら一人で生活をしていました。今の時代では考えられないですよね。

桂雀々さんは27歳のときに今の奥様と結婚されています。そして奥様は、同じ落語家の桂ざこばさんの奥様の妹だそうです。桂雀々さんの娘さんは、「麻生唯」という芸名でタレントや女優として活動しています。

日本だけでなく、中国や台湾でも活動しているそうです。息子さんは、大阪で桂雀々さんの奥様と暮らしているようですが一般人のためそれ以上の情報は確認できませんでした。

同じく、桂雀々さんが27歳のときに蒸発していた父親も57歳で亡くなられています。

桂雀々さんの父親は、ラジオ番組で桂雀々さんの結婚を知り結婚祝いとして50万円貯めたそうです。しかし、父親の悪いクセで、最後に50万円を倍にしようと考えてしまい結局、0円に。

そのため、桂雀々さんが形見として渡されたのは、腕時計と宝くじのはずれ券だったとお話されています。桂雀々さんの父親は、家を出た後にタクシー運転手として働いていたそうです。桂雀々さんの母親は蒸発後、按摩マッサージ師として働かれていました。仕事に成功しており、店鋪をいくつか持つ事業家になっていたそうです。

桂雀々さんの出身小学校は、公表されておらず特定することができませんでした。

プロフィールでもお話したように、桂雀々さんの母親は、桂雀々さんが小学校6年生のときに蒸発しています父親も家を出た後は、近所の人が桂雀々さんにお弁当を作ってくれて、教育費までも工面してくれたそうです。

両親には恵まれなかった桂雀々さんですが、近所の人には恵まれた環境だったのですね。

桂雀々さんのの出身中学は、大阪市立三陵中学では？ということです。桂雀々さんが14歳のときには、父親の作った借金の取り立てが毎日のように来ていました。その借金取りに、桂雀々さんは自分の生い立ちを話します。すると、借金取りに同情されることになり5000円渡されたそうです。それ以降借金取りは、家に取り立てに来ることもありませんでした。

そして、14歳の時にラジオで偶然聞いた落語を録音し、ノートに書き起こし、学校で友だちに見せるととても友達に受けたそうです。このことをきっかけに落語に興味を持ったとお話しています。

桂雀々さんは、のちに師匠となる桂枝雀さんが出演しているテレビ番組にたまたま出演することになり、桂枝雀さんと知り合います。そこで、弟子入りすることになります。

1975年の中学3年生の時には、関根勤さん、清水アキラさんたちを輩出したTBSテレビ「ぎんざNOW!」の『素人コメディアン道場』に「花より団子」という芸名で出演します桂雀々さんの大阪弁の巧妙な喋りに注目が集まり、勝ち進みチャンピオンに輝きました。

その後は、渡辺プロから事務所に入ることを誘われますが桂雀々さんは断ってしまいます。

中学卒業後の桂雀々さんは、1977年6月1日、桂枝雀に入門しています。なので、高校には進学せずに落語家の道を進んだのかまたは、定時制などに通っていたかは不明です。

1977年、名古屋DIAMOND HALLで開催された「枝雀独演会」で「浮世根問」で初舞台を踏みます。