名前：兼子 二郎（かねこ にろう）
生年月日：1949年12月31日
出身地：山形県
身長：173㎝
血液型：B型
職業：漫才師、お笑い芸人、コメディアン、俳優

ビートきよしは長年活動しているベテランのお笑いタレント。彼は1980年代の漫才ブームでブレイクした芸人で、その後はタレントや俳優としても活動。

現在も活動は続けていて、70歳を超えても現役を貫いています。

ビートきよしは過去にいくつもの飲食店を経営していた実業家でもあり、当初はクラブのオーナーから始め、その後は新しいお店を開店しては閉店しての繰り返しをしていたのだとか。

最近では焼き肉店を経営していたようですが、新型コロナウイルスが蔓延したことでお店は閉店してしまったのだそうです。

ビートきよしは現在動画配信も行っているようで、2021年に「Pococha」で配信をはじめ、2022年からは「ふわっち」での配信も行っています。

彼の配信初日にはなんと26000人以上もの視聴者がいたようで、世間の注目を集めているようです。

ビートきよしは過去に「ネフローゼ症候群」という病気を公表していて、これはとても珍しい難病なんだそうです。この病気は低たんぱく血症からむくみが起こる病気だそうで、酷い場合には肺や心臓に水が溜まることもあるのだそうです。

ビートきよしは漫才ブームの到来で一気にブレイクしましたが、お笑い芸人としてすぐにブレイクしたわけではなく、下積み生活もしっかり経験しています。

コンビ結成当初はキャバレーなどでの営業も行っていて、相方がすぐに客と喧嘩するなど、大変なことも多かったのだとか。

ビートきよしは漫才ブームでブレイクしたあとは毎日のように飲み歩いていたようで、当時は服のポケットに札束をいくつも入れて六本木にくり出していたのだそうです。

ちなみに当時の月給は「数百万円」もあったようで、すべて現金払いだったこともあり、貯金はあまりできなかったのだそうです。

ビートきよしは高校を卒業したあと、単身上京して東京宝映の養成所に通い始めます。その後は浅草にあるストリップ劇場「ロック座」の幕間芸人として活動をはじめ、芸人としての第一歩を歩きはじめました。

さらにその後は同じ浅草にある「フランス座」に移籍し、コメディアンの深見千三郎に師事してお笑いを学んでいました。

ビートきよしはフランス座にいた頃、ビートたけしと出会っていて、先輩・後輩という仲からコンビを結成。当初はなかなか芽が出ず、お笑いコンビ「コロムビア・トップライト」のコロムビア・ライトの付き人をして過ごしていたのだそうです。

コロムビア・トップライトの一門は「青空」の家号を名前に付けていて、ビートきよしとたけしの2人は「空たかし・きよし」と名乗っていました。

ビートきよしはビートたけしはその後にコンビ名を「ツービート」に変更。当時は演芸場で非常に高い人気を集めていて、話題の若手コンビとなりました。

ただ、ネタは破壊的なものが多く、一部の関係者からは批判されることもあり、漫才協会から脱退を求める声も多かったのだとか。

ビートきよしとビートたけしの「ツービート」はその毒舌ぶりで一気に注目を集めると、1980年代からは漫才ブームの到来もあって一躍日本を代表するコンビへと成長します。

当時は「笑ってる場合ですよ!」や「オレたちひょうきん族」といったお笑い番組も始まり、日本中で絶大な人気を集めました。

ビートきよしは漫才ブームでブレイクしたあと、「オレたちひょうきん族」で共演していた「紳助・竜助」の松本竜助、「B&B」の島田洋八と一緒に「うなづきトリオ」というトリオを結成。

このときは大瀧詠一プロデュースで「うなずきマーチ」という楽曲をリリースしていて、歌手活動でも注目を集めました。

ビートきよしは漫才ブームが終わったあと、相方ビートたけしがピンでの活動が増え、それに伴ってビートきよしもピンで活動をはじめます。当時はタレントや俳優として活動していたようで、コンビが解散することはなかったようですが、活動はバラバラになってしまいました。