お笑い第7世代とは、主にメンバーが平成生まれで、おおむね2015～20年頃にブレイクしたお笑い芸人の総称です。元々は霜降り明星のせいやが自身のラジオ番組『霜降り明星のだましうち!』で、「第7世代みたいな感じで、自分達と同世代のお笑い芸人・ミュージシャン・YouTuber等のくくりがあったら面白い」と何気なく発言したことが由来。これが半ば一人歩きした結果現在の用法に至っているそうです。

・吉本興業：霜降り明星、ゆりやんレトリィバァ、3時のヒロイン、空気階段、ガンバレルーヤ、ミキ、蛙亭など
・ワタナベエンターテインメント：四千頭身、ハナコ、ブルゾンちえみ(芸人は引退)、ワタリ119、Aマッソなど
・太田プロ：宮下草薙、納言など
・マセキ芸能社：パーパー、かが屋など
・ホリプロコム：きつねなど
・グレープカンパニー：ティモンディ、東京ホテイソン、カミナリなど
・人力舎：ザ・マミィ、吉住など

メンバー：竹内まなぶ、石田たくみ
結成年：2011年
事務所：グレープカンパニー
活動時期：2011年4月 -

地元である茨城弁をそのままにした漫才が受けてM-1グランプリ決勝の常連となったカミナリですが、一部のひとたちからは「激しく頭を叩くツッコミ方が好きではない」「暴力的」「ツッコミの勢いでウケているだけ」などの理由で嫌われているようです。

メンバー：菊田竜大、秋山寛貴、岡部大
結成年：2014年
事務所：ワタナベエンターテインメント
活動時期：2010年 -
出身：ワタナベコメディスクール12期

シチュエーション・コメディが多く、幅広い人に受け入れられる笑いや3人目（菊田）を無理に出そうとせずトリオの持ち味をほとんど発揮させないのが特徴です。一部のひとたちからは「岡部は知っているが、他のメンバーの存在感がまだ響いてこない」「コント自体がそれほど面白くない」などの理由で嫌われているようです。

メンバー：まひる、よしこ
結成年：2012年
事務所：吉本興業
活動時期：2013年 -
出身：NSC大阪校35期

田舎娘を思わせる素朴なルックスや、ダサい印象を思わせるチークから「イモっぽいが癒される」「笑顔に和む」などテレビ視聴者からの好感も多く、オリコン調べ『2017　ブレイク芸人ランキング』の女性芸人部門でも4位にランクインしています。しかし一部のひとたちからは「とにかく清潔感がなく、生理的に受け付けない」「これまでのブサイグ女性芸人の中でダントツに汚らしい」などの理由で嫌われているようです。

メンバー：鈴木もぐら、水川かたまり
結成年：2012年
事務所：吉本興業
活動時期：2012年 -
出身：NSC東京校17期

2021年のキングオブコントで優勝を果たして一躍時のひととなった空気階段ですが、一部のひとたちからは「お世辞にも面白いとは言えない」「もぶらの人間性がクズすぎる」などの理由で嫌われているようです。

メンバー：中野周平、イワクラ
結成年：2011年
事務所：吉本興業
活動時期：2012年 -
出身：NSC大阪校34期

コントを主力に、漫才も行う。狂気と哲学性、中野の演じる変な男の妄想テイストの下ネタが特徴です。しかし一部のひとたちからは「イワクラがウザい」「男好きということを番組で語っていた」「不快」などの理由で嫌われているようです。

メンバー：安部紀克、薄幸
結成年：2017年
事務所：太田プロダクション
活動時期：2017年1月 -
出身：東京アナウンス学院（安部）、ワタナベコメディスクール13期（薄）

主なネタにはキャバクラのスカウト・引っ越しの挨拶の時に会った初対面の男・チラシ配りの男などに扮した安部に、いずれもつい誘われてしまうヤンキーキャラの女に扮する薄というものがあります。そんな納言について一部のひとたちからは「もっとネタのバリエーションが増えれば面白いのに」「安部がつまらない」などの理由で嫌われているようです。

メンバー：大津広次、淡路幸誠
結成年：2014年
事務所：ホリプロコム
活動時期：2014年4月 -
出身：目黒笑売塾11期

かつてはもみ合いになってTシャツを破るコントをしていた。他に「ギャルおっさん」などのネタがあったがそれらのネタでは事務所ライブで「1ミリもウケなかった」「自分たちが面白いと思っていても、実際ウケるものとはえげつないほどのズレがあった」ということで「今キャッチーに思えるのは歌謡漫才」と思い立ち、2017年頃からは昭和歌謡などを現代風にアレンジした歌謡漫才を多く披露しています。一部のひとたちからは「リズムネタが嫌い」「EXITの二番煎じ」「かっこつけてて嫌い」などの理由で嫌われているようです。