加藤さんはお笑いコンビ「ザブングル」のボケを担当していました。
加藤さんが25歳の時に相方だった松尾陽介さんとコンビを結成しました。
ザブングルはすぐに売れず長い下積み生活が続きましたが、加藤さんは「絶対いける！」と思っていたそうです。

そして、「見ろやこの筋肉!!」「カッチカチやで!! カッチカチやぞ!! ゾックゾクするやろ!!」と言う逆があたり一躍注目されるコンビになりました。

2004年から2008年までM-1グランプリに出場し2007年には初の決勝進出を果たしました。
また、2008年からはキングオブコントに出場しており、2016年には準決勝に進出しました。
その他にも「はねるのトびら」や「爆笑レッドカーペット」「あらびき団」など数多くのバラエティ番組に出演していました。
また、バラエティ番組の他に「ヤンキー君とメガネちゃん」「HiGH＆LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜」「仮面ライダーリバイス」など数多くのドラマにも出演し俳優としても活躍されています。

爆発的に売れているコンビではありませんが、安定してテレビに出演されている印象だったザブングルですが2019年6月24日から同年8月末まで謹慎されました。
その理由は、2014年に入江慎也さんに誘われて所属事務所に報告せずに仕事をするいわゆる「闇営業」をコンビでしていました。
その参加した仕事が反社会勢力団主催の物でした。加藤さんは反社会勢力団という認識はなかったものの所属事務所はコンプライアンス違反としたためです。

そして、この謹慎中に相方である松尾さんから「もう辞めようと思う」と言われました。
加藤さんも「もう何となく感じてましたし、もう松尾も44歳ですから。あいつの人生もあります。もともと、僕が無理やり誘ってるんですよ」「無理やり東京に連れて来て。あいつは大学を辞めて。僕がこの世界に無理やり引きずり入れたみたいなところがあるので、ちょっと申し訳なかったなというのはあります」と明かしています。

そして2021年にザブングルは解散し加藤さんは、「ピン芸人として、加藤歩としてやっていく」と決意をしました。

出身小学校は、三重県四日市市立中央小学校です。

加藤さんは両親と弟の4人家族で、四日市本町商店街で本屋「敬文堂」を営んでいました。
本だけではなく文房具も販売されていたようです。
実家が本屋さんということもあり将来の夢は編集者でした。

また、加藤さんの父親は将棋二段の腕前で日本将棋連盟の指導員資格も所有しているようです。
そんなお父さんの影響からか加藤さんも小学生の頃から将棋が好きで今やアマチュア初段の資格を持つほどです。
芸能界最強といわれているつるの剛士さんと2回対局をして2回とも加藤さんが勝っているそうで、加藤さんは自身のことを「芸能界一強い」と言っています。

加藤さんの名前である「歩」も将棋の「歩」からきているそうで、「歩のない将棋は負け将棋」という格言からとったそうです。
加藤さんはその名前の由来について「だから将棋の駒みたいな顔になった」と自虐ネタを言っています。
小学生の頃は太っていて顔も丸顔だったそうです。

出身中学校は四日市市立南中学校です。

上記にも記載している実家の本屋「敬文堂」は加藤さんが中学生のことに廃業されています。
実家があった場所は現在、空地になっていますが加藤さんの「出生の地」の看板が設置されているようです。

中学を卒業した後は、三重県立四日市四郷高等学校に進学しました。
偏差値は40で加藤さんの他にも有名な方が卒業されています。

・矢野清香（元グラビアアイドル、元FUJI☆7GIRLsメンバー）
・村上和弘（元サッカー選手、ベガルタ仙台コーチ）
・万谷由衣（ハンドボール選手）
・矢吹正道（プロボクサー）　他

高校に入学するとモテたいと思いハンドボール部に入部しました。
小・中学校と太っていましたがハンドボールを始めてから痩せたようでそうすると顔の肉の下からエラが出てきたそうです。

ハンドボールでは主力選手として県内でベスト4に進出したこともあるようで、かなり部活に力をいれていたようです。