あいはらさんは以前は漢字の本姓で活動されていましたが、のちにひらがなに改名しました。地元、岸和田への愛がとても深いのは有名です。特に「岸和田だんじり祭」は、仕事のスケジュールを調整して必ず参加するほどのだんじり愛です。

以前、相方の黒田さんは、「お腹が痛いと言って仕事を休んだはずのあいはらが、テレビを付けたらだんじりを引いてた」「勝手に仕事を仮病使って休んで岸和田に行ってた」と漫才のネタにしています。

所属事務所は、よしもとクリエイティブ・エージェンシーで、NSC大阪校10期生にあたります。同じ10期生では、ジャリズムやザ・プラン9の久馬さんなどがいます。

また、1つ上の先輩９期生では、ナインティナインや、宮川大輔さん、へびいちご、矢野・兵動、などがおり、1つ下の後輩11期生では、中川家、陣内智則さん、たむらけんじさん、ケンドーコバヤシさんなど、みなさん今でもテレビで活躍されている方ばかりですね。

あいはらさんと卒業されて高校は、大阪府立泉鳥取高等学校です。

この高校は、少子化に伴い令和7年に閉校することが決まっています。自分が卒業した学校が無くなってしまうのは、とても寂しいですね。

高校卒業後のあいはらさんは、大学には進学せずに水商売をしていました。

そこで、職場の調理人のスタッフから「これから、サービス業をするならホテルで働いたほうがいい」とホテルの仕事を紹介してもらいます。

しかし、あいはらさんは、目立つことがしたくてNSCに入学することを決めます。

その後、同級生だった友人もNSCに入学しますが、養成所に馴染むことができずに退学。同じ養成所にいた黒田を誘ってコンビを結成します。
その後、メッセンジャーとして活躍し2007年には、「上方漫才大賞」大賞を受賞されます。

あいはらさんは、幼少時にご両親が離婚されています。離婚後、あいはらさんは芦屋市にある父方の祖父母の家に預けられ生活を送ります。あいはらさんの弟さんは、お母さんに引き取られることになります。のちに父親は、アルコール依存症となり亡くなられています。

その後、兄弟はお互いの顔も存在も確認することなく生活を送り、あいはらさんが高校生になって時に驚くようなエピソードが起こります。

あいはらさんが同級生から、「今度入学してきた奴で、お前にそっくりな新入生おるわ！
見に行こうや！！」と言われます。あいはらさんも、どれどれ・・・と見に行くと、自分にそっくりな一年生がいました。

あいはらさんも驚き、その新入生と話をしたところ、実は生き別れた弟だった、とわかったそうです。こんなドラマみたいな展開があるのでしょうか。最近では、間質性肺炎のため休養をしています。

その後、肺炎の原因が使用していた加湿器による「加湿器肺」であったことをお話されています。また、入院中に一時意識不明となり、集中治療室に入り命の危険もあったそうです。