名前：上沼 恵美子（かみぬま えみこ）
生年月日：1955年4月13日
出身地：兵庫県三原郡福良町（現・南あわじ市）
身長：164cm

上沼恵美子は、姉妹漫才コンビ「海原千里・万里」の海原千里として漫才師デビューし、現在は本名の上沼恵美子名義で活動するタレント・歌手です。

1971年に実の姉と共に漫才コンビ「海原千里・万里」でデビューし、高校生とは思えない猛者顔負けの卓越したトークでお茶の間の人気者になりました。

また、幼少期から数々の「のど自慢」に出場しており、その歌唱力を武器に、1975年にレコード「大阪ラプソディー」をリリースして売上40万枚のヒットを記録しています。

上沼恵美子は、関西芸能界の女帝と呼ばれています。
仕事は関西ローカル番組を中心に出演しており、東京のテレビ番組や全国放送には滅多に出演しません。

そのため関西圏の視聴者には子供の頃から馴染みのある顔ですが、一方で関西圏以外の視聴者にはレアキャラ扱いされることもしばしばあります。

ただ知名度は全国的に高く、2002年にはNHK実施の「タレント好感度ランキング」において、女性部門で第1位の久本雅美、第2位の松嶋菜々子に次いで第3位にランクインしました。

2003年度の長者番付では大阪地区の芸能人部門で第1位に輝いており、関西を代表するタレントとして活躍しています。

10代で漫才師としてデビューしてから現在まで、長年にわたり芸能界で活躍してきた功績が認められ、芸能界の重鎮ポジションとなった上沼恵美子。

2007年からは吉本興業主催の漫才コンテスト「M-1グランプリ」の審査員に就任し、M-1史上初の女性審査員となりました。

2016年以降は筆頭審査員として審査を務めており、出場芸人に対するコメントや芸人とのやり取りに毎年注目が集まっています。

また、2022年には自身のYouTubeチャンネルを開設し、インターネットの世界にも活動の場を広げました。
YouTubeではトーク企画や料理企画などが配信され、老若男女問わず幅広い層の視聴者を獲得しています。

ここではそんな上沼恵美子の学歴をまとめました。
出身小学校・中学・高校・大学の学校名、学生時代のエピソードをお届けします。

上沼恵美子の学歴、小学校は兵庫県の淡路島にある「南淡町立福良小学校（現・南あわじ市立福良小学校）」です。

上沼恵美子は淡路島の三原郡福良町（現・南あわじ市）の出身で、島内の小学校に通っていました。

幼少期から数々の「のど自慢」に出場し、「のど自慢荒らし」の異名で呼ばれていました。
ただ、優勝するのはいつも天童よしみで、自身は毎回準優勝だったことから、二人はライバル関係にありました。

また、父親が演芸好きだったため上沼恵美子も幼少期から芸事に触れて育ち、家族で「みどり劇団」を結成して老人ホームへ慰問に行っていました。

小学校時代から人前に立つことに慣れていたため、若くして漫才師デビューした後も堂々とした姿で活躍できたのかもしれないですね。

上沼恵美子の学歴、中学は兵庫県の淡路島にある「南淡町立福良中学校」です。

上沼恵美子は実の姉と漫才コンビを結成しましたが、元々は姉は別の相方とデビューする予定でした。
しかしある日その相方が失踪し、父親から「お前が行け！」と言われて姉妹でコンビを組むことになったのです。

中学2年生になる直前の春休みには大須演芸場の舞台に立ち、姉妹漫才を披露して舞台を経験しました。

上沼恵美子の学歴、高校は大阪府守口市にある「帝国女子高校大和田校（現・大阪国際大和田高校）」です。

上沼恵美子は中学卒業後、1971年に姉妹漫才コンビ「海原千里・万里」としてデビューしました。

デビュー直後から「上方お笑い大賞」で銀賞を受賞するなど頭角を現し、高校生とは思えない卓越したトーク術で一躍人気者になりました。

1973年には「NHK漫才コンテスト」で優秀敢闘賞を獲得し、1975年にはレコード「大阪ラプソディー」で歌手デビューをするなど、芸能活動は多忙を極めるように。

そのため上沼恵美子は高校に通う暇がなくなり、時期は不明なものの高校は中退することになりました。

上沼恵美子の学歴は、高校中退で大学進学はしていないため、最終学歴は中卒となります。

上沼恵美子は学校に行っていれば大学生になっていた20歳の時、運命の出会いを果たしました。
1975年に出演した関西テレビ「日曜ドキドキパンチ」がきっかけで当時ディレクターだった上沼真平と出会い、1977年5月22日に結婚しています。

結婚を機に芸能界を引退し、翌1978年に長男を出産。
このまま家庭に入り芸能界には戻ってこないのかと思いきや、「自分には専業主婦は耐えられない！」という理由で、長男出産から僅か3ヶ月後に料理番組のアシスタントとして芸能界に復帰しました。

その後もタレント・歌手としての活動を続け、主婦タレントの草分け的存在として常に第一線で活躍を続けてきました。

現在は姉との漫才コンビは解消したものの、今でも姉妹でコンサートを開催しステージに立つことを続けています。