名前：石丸 伸二（いしまる しんじ）
生年月日：1982年8月12日
出身地：広島県安芸高田市

石丸伸二は元広島県安芸高田市長であり、都知事選への出馬で話題になった政治家です。

京都大学経済学部卒業後の2006年に三菱東京UFJ銀行に入行し、2014年に三菱東京UFJ銀行の子会社であるMUFGユニオンバンクの初代ニューヨーク駐在に就任しました。

為替アナリストとして4年半にわたり9か国25都市で活動した後、2020年7月に銀行を退職し、安芸高田市長選への出馬を表明しました。

同年8月に行われた安芸高田市長選で初当選し、第4代安芸高田市長に就任。
SNSを駆使して市の財政を健全化させたことで大きな注目を浴びました。

その後2024年に東京都知事選への出馬を表明し、YouTubeやTikTokなどの動画サービスを通じて支持を獲得し、蓮舫を抑え小池百合子に次ぐ2位の得票数を記録して話題になりました。

ここでは今後も政治への挑戦が予想される石丸伸二の国籍と出身、実家と家族についてまとめました。
生まれ育った実家の場所と地元エピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報もあわせてお届けします。

石丸伸二の国籍は日本です。

出身地は広島県高田郡吉田町、現在の安芸高田市です。

幼い頃から広島県の田舎で育ってきた石丸伸二は、「田舎特有の閉鎖的な空気が嫌いでした」と語り、「早く小さな町を出て広い世界に行きたかった」という思いを抱えていました。

出身地である安芸高田市は広島県北部に位置する6つの町が合併してできたもので、2004年に高田郡吉田町・八千代町・美土里町・高宮町・甲田町・向原町が合併して安芸高田市が発足されました。

すでに市が制定されてから20年が経っていますが、地元住民はいまだに旧町名で出身地を言う人が多いようで、石丸伸二はこれを憂いて市民の意識改革を目指し、安芸高田市民としての意識を持ってもらうために安芸高田市長選へ挑戦しました。

幼い頃は田舎暮らしに嫌気がさしていた石丸伸二ですが、それでも生まれ育った地元を愛する想いは持っており、「いつまでも安芸高田市が生き残ってほしい」という思いを胸に、市の特色を広める活動に注力しました。

石丸伸二の実家は米農家です。

SNSでも自身の実家が米農家であることをアピールしており、道の駅「三矢の里あきたかた」の米プレゼント企画を宣伝して「図らずもお米のプレゼントに応募してしまう罠に掛かっています笑。実家が米農家なのに、あきろまん当たったらすみません…美味しく頂きます」と投稿しました。

また、こちらの投稿でも「実家が米農家の自分にとっても気づきの多いレポートでした」と言及しています。

石丸伸二は学生時代、理系に進み医者になることを夢見ていましたが、当時は実家の経済状況が悪く、医大に6年間通える余裕がなかったことから、医者の道を諦めた過去があります。

大学は広島を出て京都大学に進学し、実家の経済状況を鑑みて“手っ取り早く、手堅く稼ぐ”という考えのもと経済学部を選択。
大学卒業後は“お金に不自由したくない”という理由で確実に稼げる銀行に就職しました。

ここからは石丸伸二の家族についてお届けします。

石丸伸二の家族構成は、父親・母親・兄・本人・妹の5人家族で、3人兄弟の真ん中として育ちました。

石丸伸二の父親は一般人で、中卒でバス会社に勤務していたという経歴の持ち主です。

インタビューで父親について「普通の田舎の中卒のおじちゃんです」と語っていました。
父親はしつけには厳しかったようで、石丸伸二が行儀の悪い行為をしたり、約束を破ったりすると、拳が飛んでくることもあるほど怒られたとのことです。

実家は決して裕福とは言えない経済状況でしたが、大学の入学金と学費は両親が出してくれました。
石丸伸二は就職してから両親のために車を購入するなどして、約250万円の学費を全額返したといいます。