芸人による闇営業問題は、2019年（令和元年）6月に発覚した日本のお笑い芸人による闇営業に関する一連の事件です。この事件では、吉本興業所属芸人を筆頭に多数のお笑い芸人が反社会的勢力の会合に参加し金銭を受領していたことが問題となりました。また、一連の問題の背景として吉本興業のマネジメント体制の不備が報じられ、事件発覚後の対応も含め所属タレントからも吉本興業に対する批判が多数生じることとなり、世間を巻き込む形で大きな議論に発展しました。

事務所に申告せず、あろうことか振り込め詐欺グループという反社会勢力組織と携わったことで世間から大々的に報道される事になる芸人たちですが、そもそもこの闇営業の発端は事務所側が与えるタレントへのギャランティの低さが原因とも言われています。この闇営業を起こした芸人全員は芸能事務所の大手である吉本興業に所属しており、この吉本興業は数多くの番組や劇場をプロデュースしている反面、ギャラより高い交通費として有名な程ギャランティが低く、特に入所したて若手は500円にも満たない事が多く、場合によってはノーギャラのケースも少なくない。その為、芸人の仕事だけでは到底生活出来ずアルバイトを余儀なくされるのが実態です。

生年月日：1949年06月29日
出身地：愛媛県
事務所：吉本興業

2007年に吉本興業の創業家と経営陣のお家騒動が発生し、当時吉本興業の特別顧問を務めていた中田カウスさんは、創業家当主だった故・林マサさんから日本最大の指定暴力団「山口組」5代目組長との繋がりを週刊誌で暴露されています。これに先立って林マサさんの夫で、吉本興業の会長だった故・林裕章さんの女性問題や金銭トラブルなどを中田カウスさんが山口組5代目の名前で圧力をかけて封じ込めていたそうです。

ボタンの病気休養以降は『中田カウス漫才のDENDO』のホストという形でなんばグランド花月に定期的に出演しているほか、『漫才のDENDO全国ツアー』で若手・中堅の漫才師とともに日本各地で公演を行っています。

出生地： 京都府 京都市 南区
生年月日： 1956年3月24日
事務所吉本興業（2011年まで）

大御所タレントとして活躍していた島田紳助さんは、2011年8月23日に自身が司会を務めたバラエティ番組『開運!なんでも鑑定団』の放送終了直後に、騒がれていた暴力団関係者との交際にけじめをつける形で芸能界引退をすることを宣言。そんな島田紳助も過去に闇営業を行っていたことがわかっています。

2019年に芸人の闇営業問題が発生した時、この時の島田紳助の反社会勢力との癒着から吉本興業は何の体制改善をしていないと批判されていました。この一件について島田紳助が期待したように松本人志が声を挙げたことも影響して、吉本興業は決定していた宮迫博之と田村亮の解雇処分を撤回したと言われています。

メンバー：松尾陽介、加藤歩
結成年：1999年
解散年：2021年
事務所：ワタナベエンターテインメント

2014年、入江慎也に誘われ所属事務所に報告せずに仕事をするいわゆる「闇営業」で反社会勢力団体主催の忘年会にコンビで参加。入江よりそれぞれ7万5000円の金銭を受領。ザブングル側はそういった団体であるという認識はなかったものの、所属事務所のワタナベエンターテインメントはザブングルのこの行為をコンプライアンス違反と受け止め、2019年6月24日より謹慎処分が下され、7月1日に、謹慎期間を同年8月末日までとすることが発表された。謹慎期間中はボランティア活動を行い。2019年9月1日より活動を再開しました。

ザブングルは2021年に解散。松尾は現在、芸人のセカンドキャリアを支える株式会社OMATSURIを設立して社長に就任しています。ザブングル加藤は現在、副業で「消防設備士」というお仕事をされてるそうです。ザブングル加藤さんは現在、副業で「消防設備士」というお仕事をされているそうです。

生年月日： 1984年12月23日
出身地：京都府相楽郡南山城村
最終学歴：近畿大学農学部水産学科
コンビ名：コロコロチキチキペッパーズ
事務所：吉本興業

ナダルは、2019年6月に発覚した闇営業のメンバーではないものの、過去の闇営業経験を芸人仲間に告白して物議をかもしています。「水曜日のダウンタウン」のドッキリ企画内で、FUJIWARAのフジモンに対し、食べていくために闇営業をしていたことを告白。闇営業騒動の際には芸人の中でも最多となる8回の面談に呼ばれていることもわかっており、周囲からは「かなりグレー」と言われています。