名前：KENZO（ケンゾー）
生年月日：1998年7月16日
出身地：三重県伊賀市
身長：176cm

KENZO(新宿109)は、悪質マルチ商法や詐欺師などに突撃して糾弾する突撃系YouTuberです。

自身が過去にマルチ商法に引っかかった経験があり、被害に遭う人を減らしたいという思いから詐欺撲滅を目的に活動しています。

2020年にYouTubeチャンネルを開設し、当初は仲間のハーデス、ゆうきと共に3人組グループ「新宿109」として活動していましたが、現在は仲間が辞めており、KENZOが一人で新宿109の名を背負って活動中です。

YouTubeチャンネル「KENZO【新宿109】」のチャンネル登録者数は86.9万人、動画総再生回数は4億9000万回を突破し、最も再生回数が多い動画「ネクステージ社員が客のクレカを不正利用していたので店舗に突撃してみたwww」は再生回数574万回を記録しています。

ここではそんな新宿109のKENZOの本名と生い立ち、出身と実家、家族をまとめました。
児童養護施設で育ったKENZOの生い立ち、実家と地元のエピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報をお届けします。

新宿109のKENZOの本名は「池田 実貴」と言われています。

KENZO本人は自身の本名を公表しておらず、この本名はネット上で噂されているレベルのもので、実際にKENZOの本名だという証拠はありません。

新宿109のKENZOは、10歳から児童養護施設で育ったという生い立ちの持ち主です。

KENZOの著書「突撃！：新宿109 詐欺・悪徳マルチ撲滅活動日記」(彩図社)で生い立ちについて詳しく語られており、児童養護施設に入ったきっかけやYouTube活動を始めた理由が書かれています。

KENZOがどんな生い立ちを経て現在に至るのか見ていきましょう。

KENZOは10歳の時に児童養護施設に入りました。

KENZOの家庭はシングルマザーの母子家庭で、生活保護を受けて暮らす貧困生活だったといいます。

子供の頃のKENZOは地元のイオンが遊び場でしたが、貧困家庭でお小遣いがもらえないためお金を使うことができず、友人がゲーセンやフードコートを楽しむのをただ見ているだけという少年期を過ごしました。

そうした生い立ちが影響してか、いつもイライラするようになり、小学校3年生頃になると学校の先生に暴言を吐くような問題児になってしまったことを明かしています。

家庭で食事が満足に摂れていなかったため栄養不足に陥り、イライラや集中力の低下により授業に参加するのも難しく、小学生にして不登校になってしまいました。

KENZOの家庭環境を見かねた周囲の大人により、小学校4年生の時に三重県津市の児童養護施設へ入ることになりました。

児童相談所で2週間過ごした後、母親から「一緒に暮らせなくなった」と言われ、児童養護施設で暮らすことになったといいます。

児童養護施設では早寝早起きで規則正しい生活を送り、学校にも再び通えるようになりました。
施設職員も親身になって勉強を教えてくれたようで、献身的に愛情深く接してもらえたと語っています。

小学校6年生の時に施設に頼んでソフトボールの道具を揃えてもらい、中学進学後は野球部に所属し、スポーツに励む青春時代を送りました。

中学生の時に野球を始めたKENZOは、高校進学後も野球を続けました。

KENZO自身が「俺の高校の野球部は、それなりに名前が知られた強豪だった」と語っているので、出身高校は夏の甲子園にも出場経験のある「三重県立津高校」の可能性が高いです。

高校時代は部活と勉強の両立に励み、厳しい練習メニューをこなしながら勉強も怠らず文武両道を実現。
野球部ではレギュラーにはなれなかったものの、「野球を続けてきてよかったと素直に思える3年間だった」と語るほど良い青春を過ごせたようでした。

児童養護施設は高校卒業と同時に施設を出なければならないため、KENZOは短期大学の夜間部に通いながらアルバイトをして自活を開始しました。

自分一人で生計を立てなければならないというプレッシャーにより、KENZOは「手っ取り早く稼ぐ方法はないだろうか」という考えに囚われるようになり、投資やFXに興味を持つように。

そんな時に友人を通じて紹介してもらった“稼いでる人”から誘われたビジネスの話に乗ってしまい、マルチ商法に60万円を渡してしまうという経験をしたのです。

この時の経験が現在の活動に繋がり、悪質マルチ商法や投資詐欺師などに突撃し糾弾するYouTuberとなりました。