本名：中澤滋紀（なかざわ しげき）
ニックネーム：ザコシ、シショウ
別名義：ザコ師匠（旧芸名）、ザコシショウ（旧芸名）
生年月日：1974年2月13日
出身地：静岡県清水市（現・静岡市清水区）
血液型：A型
身長：164cm
最終学歴：静岡県立清水工業高等学校（現・静岡県立科学技術高等学校）卒業
出身：NSC大阪校11期
事務所：吉本興業、ワタナベエンターテインメント、ソニー・ミュージックアーティスツ
活動時期：1993年～
親族：総合格闘家の青木真也（従兄弟）

本人曰く、幼少期は根暗でいじめられっ子だったということ。母親と一緒にお笑い番組を見ていた時、母親に「この人たちは、面白いというだけでみんなに尊敬されてるんだよ」と言われたことから芸人を目指すきっかけとなりました。

また、ビートたけしさんの存在もお笑いを目指すきっかけとなっているようです。

小学校3年生の頃から、いじめを跳ね返すために、先生の物まねなどをして同級生を笑わせるようになったと語っています。

高校卒業後の1992年に、同級生の静岡茶っぱさんと共にNSC11期生として入学。翌年に静岡茶っぱさんと「G★MENS（ジーメンス）」というコンビを結成してデビューしました。

2002年に静岡茶っぱさんの芸人引退に伴い、ピン芸人として活動を始めます。

2016年3月6日放送の『R-1ぐらんぷり』で、「ルール無用のお笑い超人」のキャッチフレーズで出場し、見事グランプリを勝ち取りました。

ハリウッドザコシショウさんの芸風は、ザ・ドリフターズやビートたけしさん、ダウンタウンなどの影響を受けており、中でも竹中直人さんの芸風を多く参考にしているようです。

ハリウッドザコシショウさんの得意とする誇張モノマネは、小さい頃に見ていた竹中直人さんの出演している番組『東京イエローページ』だったということ。

彼のクレイジーなほどの芸風に魅了され、それをずっと意識していたそうです。そのため、ネタ中で叫ぶスタイルは、自分のネタにも取り入れていると語るハリウッドザコシショウさん。

2021年の大みそかに放送された、日本テレビの『笑って年越したい!!笑う大晦日』で、竹中直人さんとの共演を果たしていました。

ウケたいという芸だけではなく、観客をイヤな気持ちにさせることも必要だと語っています。ウケたいだけだと笑いを強要しているような気持ちがダイレクトに観客に伝わってしまうそうです。

彼の芸は、マニアックなネタや時事ネタなどを多く扱っているので、ライブでは同じような世代の男性ファンが多いようです。

テレビではあまり使わない禁止用語でも、ライブでは多く使用するということ。

冒頭の自己紹介ではおかしな名前を名乗ってボケ、即訂正するというやり方は彼の持ち味ですね。

また、ハリウッドザコシショウさんは声量の豊かな方で、そんな大声を張り上げる芸が彼の得意とするところです。

2018年に放送されたTBS『水曜日のダウンタウン』の企画で、300メートル離れた場所からネタを披露し、審査員を笑わせたというエピソードがありました。

バカバカしいネタということは自身でもわかっていて、わざとそういったネタをやっていますが、ネタだけではなく小道具にも配慮しており、チープ感を出すために、段ボールやガムテープを使って自作しています。

他にも、ペットボトルや人形型の風船など、日用品をそのまま使用するネタもあります。

ハリウッドザコシショウさんは、大声を張り上げてぶっ飛んだ芸を披露する芸人さんとして知られています。しかしその性格は、ダイナミックな印象には程遠いほどナイーブな神経をしているようです。

2021年12月2日放送の『ダウンタウンDX』で、ハリウッドザコシショウさんは、メンタルが弱いことを明かしていました。

彼は、セリフが飛んだ時のことを異常なほど神経質に考えていて、「セリフが飛んだら絶対にダメですから」と語り、ネタを忘れないようにカンペを準備していることが判明しました。

そんな彼の神経質な面を知ったMCの松本人志さんは「うそやん～！　ショック。爆発力でやってと思ってた。アドリブで」とショックを隠せない様子を見せていました。

これに対してザコシショウは、「仕込んで何が悪いねんって言いたいですわ！　計算して何が悪いんですか！」と真面目に主張。

そんな見た目とは裏腹にメンタルが弱いことを知った視聴者からは、「ザコシさんメンタル弱いんかい」「メンタル激弱ザコシかわいいな」というコメントが寄せられていたそうです。

また彼は、仕事中に何か起きた時のために、様々な常備薬を備えているそうで、とても繊細で用意周到な性格が垣間見えていました。

さらに、ハリウッドザコシショウの気の弱い一面が、女性関係にも表れていたという事です。